保護者必見!お子様のフォートナイトフレンド募集の方法と注意点!

公開日: 2024/4/19

小学生から大人まで大人気のゲーム「フォートナイト」ですが、暴言が目立つ、友人とのトラブルに繋がるなどの理由によって学校によっては禁止されているケースもあるようです。

一方で、フォートナイトを通じて全国にかけがえのない友人を作って日々楽しくゲームをしている子供たちがいるのもまた事実です。


ここでは、親御さんが気になるポイントの一つであろう、フォートナイトの特徴や、お子様のフォートナイトのフレンドの作り方と注意点について解説していきます。

1. そもそもフォートナイトは禁止しなくていいの?


ここから解説することをしっかりと実行していただければ、禁止する必要はありません。

むしろフォートナイトを通じて親子の会話が増えて関係がよくなるケース、全国にかけがえのない友人ができるケースもあります。


暴言や課金トラブルなど、良くない噂を耳にすることもありますが、子供任せのゲームにしてしまうのではなく、親御さんが正しく積極的に関わることで、子供たちに他ではできない貴重な体験を積ませてあげることだって可能なのです。


まずは親御さんが子供たちの目線に立って、このゲームの楽しさを理解しようとする姿勢が何よりも大切なポイントとなります。

「ゲームなんてしない」「面白さが分からない」「そんな時間はない」という親御さんも多いと思いますが、親御さんが分からないからという理由だけで「ダメ」と言われた時の子供の気持ちを考えてみましょう。

あなたが子供時代、同じような理由で親にゲームやテレビ番組の視聴を禁止されたことがありませんでしたか?その時、親に隠れてコッソリやってしまったことってありませんか?


親御さんの理解しようとする姿勢がなければ、子供は親の目の届かないところでコッソリやってしまうことがあります。

そうなれば、ネットリテラシーの低い子供たちがトラブルに合う可能性がぐんと高まってしまうのです。

2. なんでフレンドを欲しがるのか?


お子様がフォートナイトをプレイしていれば、最初のうちは自分一人だけで、あるいは兄弟や友達とのプレイだけで満足しているかもしれません。

しかし時間の経過とともにフレンドを欲しがる時が来るかもしれません。フレンドを欲しがる時に考えられる理由は以下のようなものがあるでしょう。

2-1. 遊ぶ時間の合う友達が少ないから

学校のお友達とはいえ、学校から帰宅すれば必ず遊べるとは限りません。

今の子供たちは習い事も多いです。

各家庭で決められたゲーム時間がある場合もあります。

そうなると、お子様が遊びたいときに遊べるお友達がいないというケースが多々あります。

そこで、ゲームをする(できる)時間帯が合うお友達が欲しくなるのです。

2-2. 兄弟や友達とはレベルが合わず面白くなくなってくるから

意外とこれが一番多い理由かもしれません。

今いるお友達とゲームプレイの上手・下手のレベルが違いすぎると、どちらのケースもフォートナイト自体が楽しくなくなってきてしまいます。

お子様が上手なケースだと、お友達に遠慮しながら時にはわざと負けたりして遊ばなければならないこともあるようです。


逆に下手なケースだとみんなに迷惑かけてしまってると負い目を感じて楽しめないこともあるようです。

あるいは友達から「下手くそ」と言われて傷ついてしまうこともあるでしょう。

だから、お子様のレベルや遊ぶ目的に合致するフレンドが欲しくなるのです。

2-3. フレンドがたくさんいることが自慢になるから

これは子供らしいといえば子供らしい理由ですが、フレンドが多いことが友達への自慢になるというケースもあります。

あるいは有名な人とフレンドだったり、ゲーム配信者とフレンドだったりということが子供の一種のステータスになっている側面があります。

ただ、この理由の場合はむやみに不特定多数とフレンドとなってしまいトラブルに合う可能性も高くなりますので注意が必要です。

3. フレンドになったら何ができるようになるの?

フォートナイト内でのフレンドになったら、その人がゲームにログインしているかどうかが分かりますし、ログインして一人で遊んでいるのか?

だれかと遊んでいるのか?

何をして遊んでいるのか?といった情報もすぐにわかります。


ですから、フレンド一覧をみて今一人で遊んでいる人がいれば、その人に招待を送ってすぐに遊ぶことができるのです。


他にはボイスチャットを利用してゲームを通じて会話を楽しむこともできます。

気を付けなればならない大きなポイントとして「ギフト」というゲーム内課金アイテムをプレゼントする機能が使えるようになることです。


ネット上で知り合うフレンドですから、中には子供相手に甘い言葉でギフトを要求してきたり、脅しのような形でギフトを要求してくる悪い大人もいるでしょう。


フレンドを作る際には、学校のお友達等も含めて、ギフトに対するルールを親子でしっかりと話し合い、事前に決めておくことが何よりも大切です。

また執拗にギフトを要求されるようなケースでは、それは友達ではないということを子供に理解させておくことも重要なポイントとなるでしょう。

4. フレンドになる前にお子様と約束しておくことを決めよう

お子様がフレンドを欲しがり、親御様がフレンドができると何ができるのかを理解出来たら、フレンドを探す前にしっかりと確認しておきたいポイントを整理しておきましょう。

4-1. フレンドを作って何をしたいのか目的の確認

先述した通り、フレンドが欲しいと言っても、その理由は様々です。

フレンドをやみくもに探しても目的が合致しないフレンドしかできず、何も解決しません。

時間帯の合うフレンドが欲しいのか?単なる人数集めのステータスが欲しいのか?レベルや目標が合致するフレンドが欲しいのか?ここをしっかりと確認しましょう。


ステータスとしてのフレンドが欲しいだけの場合は、お子様にフレンドの多い少ないは、ステータスでも何でもないことをしっかりと伝えて理解させることが大切です。

4-2. ギフト等のお金が発生することに関してルールを決める

フォートナイトのゲーム課金では魅力的なスキン(プレイヤーが使用できるキャラクター)やツルハシ、エモート(感情を表現する踊りや動作)が日々たくさん売られています。

そして、子供たちにとっては喉から手が出るほど欲しい(大人でも欲しい)と思うようなものがあふれています。

だからこそ、ギフトしてくれ!とばかり言ってくる子供たちもいます。


仲のいいフレンドにお誕生日プレゼント等でギフトするのは良いとしても、日常の交流でギフトするのはやはりトラブルのもとです。

お金に関することはリアルでもネットでも同様のことですので、しっかりと親子でルールを決めておくようにしましょう。

4-3. 安易に個人情報は出さないこと

現代の子供たちは私たちよりはるかにITを使いこなしますが、ネットリテラシーに関してはまだまだ未熟です。

思わず本名をフルネームで教えてしまったり、自分の住んでいる地域のこと、家族のこと、学校のことを話してしまうこともあります。


関係性がうまくいっている時はいいですが、何かの拍子にトラブルに発展した場合、安易に個人情報を相手に渡していると大変なことになる可能性があります。

お子様のフレンドは子供たちがメインとなりますので、相手もネットリテラシーが低く軽はずみでお子様の個人情報を外に漏らしてしまう可能性だってあります。

5. みんなどこでフレンドを見つけてる?


お子様との約束事もしっかり決めたらいざフレンド探しとなりますが、これに関してはいろんなパターンがあります。

インターネットで検索すれば様々な募集掲示板等もあります。


ただネット上には不特定多数の様々な人がいるので、できるだけ安心できるフレンド探しをしたいものですよね。

ここでは特におすすめできるフレンド探しの方法を3つご紹介します。

5-1. 身近でフォートナイトをやっている人を探す

一番安心なのはこの方法です。子供のお友達じゃなくても、親御さんのお友達のお子様がフォートナイトをやってるというケースは多くあります。

実際に、筆者も友人から同様の相談を受けた経験もあります。

親同士がリアルに繋がっているので、もし何かトラブルに発展しそうになっても、すぐに対応可能です。


また親同士も知っている中なので、個人情報等のリスクを懸念する必要もなくなります。

初めてネットの世界でフレンドを作るという場合は、まずは身近で安心できる人で慣れていくという経験を積むことで、ネットリテラシーを身につけさせ、次のステップに進むのもいいでしょう。

5-2. X(旧Twitter)でフレンドを探す

調べてみると、色んなフレンド募集の掲示板が存在していますが、特に多いのがX(旧Twitter)を使ったフレンド募集のようです。

ただし、これに関してはお子様主体ではなく親御さん主体で募集する方が安全で安心です。


Xを見てみると、あなたの想像以上に多くの親御さんが子供たちと一緒にフォートナイトを楽しんでおり、積極的な交流がされています。

ですので、お子様が直接フレンド募集をするのではなく、親御さんが他の親御さんとの交流をX(旧Twitter)でしていく中で、お互いのお子様を繋いでいくという形でのフレンドであれば安心ではないでしょうか?

またX(旧Twitter)アカウントには「保護者管理のアカウント」ですと明記することで、変な人に出会う可能性も大きく下げることができます。


余談ですが、X(旧Twitter)を見ていると、非公式の親子大会というものも多数存在しています。

フレンドになった親子と一緒にエントリーして、親子でフォートナイトを楽しむという、これまでにない楽しみ方も増えることに繋がりますよ。

5-3. クランやチーム、コミュニティに入ってフレンドを探す

フォートナイトはプロも存在する立派なeスポーツです。世界大会となれば高額な賞金が獲得できるチャンスもあります。

そのため、プロチームはもちろん、プロを目指すアマチュアのチーム(クランと呼ぶケースが多い)や、チームよりも緩い集まりのコミュニティもあります。


チーム(クラン)やコミュニティは、運営が大人のケースもあれば、子供が運営しているケースもあるため、どのチーム(クラン)がお子様に合っているのかという見極めは必要です。

しかし、そこに参加することでお子様のレベルやゲームの目的に合ったフレンドを見つけることが可能です。

6. まとめ:親御さんがゲームに対する理解を持つことが重要


子供のゲーム友達探しまで親がする必要があるのか?と思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、自転車の練習と同じで、まずは親御さんが一緒になって乗り方を教えてあげることが大切です。

親御さんが後ろから自転車を支えながら、だんだんと乗れるようになってきたときには、安心して手を放せますよね。そうすると子供の世界は一気に広がっていくことになります。


フォートナイトに限らず、何かを子供がしたいと願ったときに、親御さんが子供の気持ちを理解する努力をして、同じ目線で話をし、時には危険なことを教えて導いてあげれれば、大きなトラブルに出会うことなく楽しいゲームライフを送れることでしょう。