ティアーズオブザキングダム発売記念! ゼルダの伝説の歴史まとめ
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ゼルダの伝説シリーズ最新の「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」が5月12日(金)に発売されました。
「ティアーズオブザキングダム」は前作「ブレスオブザワイルド」の続編にあたり、直接的な繋がりがある作品となっています。
また、ゼルダの伝説シリーズの各タイトルは1本完結ではなく、実は大きな「ゼルダの伝説」の物語の一部を描いているということをご存知でしょうか。
今回は、ゼルダの伝説シリーズの歴史を紹介していきます。
さすがに全てのゼルダの伝説シリーズのストーリーを書くことはできないため、特に重要な歴史をピックアップして紹介します。
1. ゼルダの伝説の3つの時系列
ゼルダの伝説シリーズは「時のオカリナ」の時代を境に3つの時系列に分かれます。
「ゼルダの伝説の時系列」
・時の勇者が敗北した時系列:正史シリーズ
・時の勇者が勝利した時系列:時の勇者が子供時代に帰還した世界
・時の勇者が勝利した時系列(大人):トゥーンリンクシリーズ
なお、「ブレスオブザワイルド」はどの時系列に属しているかは公式からの発表はありませんでした。
ブレスオブザワイルドでは、リンクは100年の眠りについていますし、ガノンドロフは「厄災」という「概念」のような存在に成り果てていました。
しかし、「ティアーズオブザキングダム」ではガノンドロフが復活することも判明しています。
また「封印戦争」が関わっているということから、「ティアーズオブザキングダム」は「時の勇者が敗北した時系列」の「リンクの冒険」の後の時代を描いていると思われます。
ただし「ティアーズオブザキングダム時の勇者が敗北した時系列に属する」という公式発表は無いため、今回の記事では、ブレスオブザワイルドとティアーズオブザキングダムは「時系列不明」であること、発売直後のネタバレ回避のため紹介からは省かせていただきます。
2. 時のオカリナまでの時代
時のオカリナまでの時代についてです。
2-1. 女神ハイリアによる天地創造
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「スカイウォードソード」は「ゼルダの伝説」の始まりの物語であり、マスターソードの誕生・リンク・ゼルダ・ガノンの始まりの物語です。
ガノンの元となった「邪悪な存在」は最も古いこの時代よりも更に数千年も前から存在していました。
「女神ハイリア」はトライフォースと生き残った人々を守るために大地を天高く浮かべ、死闘の末、「邪悪な存在を」封印することに成功しました。
「女神ハイリア」は「ゼルダ」という人間に転生しています。
この時代からゼルダとガノンの戦いの歴史は始まっていたんですね。
なお、古の戦いで天に上がった大地はスカイウォードソードの物語を経て、大地に帰還しています。
2-2. ハイラル王国の建国
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※画像はブレスオブザワイルド
「スカイウォードソード」で天地が大地に帰還し、その地に「ハイラル王国」が建国されました。
ハイラル王国はトライフォースを礎としている世界で「女神ハイリアの地」とも呼ばれています。
スカイウォードソードのゼルダ(女神ハイリアの生まれ変わり)の子孫がハイラル王家を継いでいることから、ハイラル王家は「女神ハイリアの血を引く一族」と呼ばれています。
ハイラルの地にはざまざまな種族がエリア別に暮らしています。
※ハイリア人、ゾーラ族、ゴロン族、ゲルド族、コキリ族、シーカー族など
2-3. 聖地封印(時の神殿)
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トライフォースはハイラルを支えていますが、逆にハイラルを滅ぼす可能性も秘めた強大な力です。
トライフォースをそのままにしておくと危険と考えた「賢者ラウル」は、「時の神殿」をつくり、トライフォースを封印しました。
なお、その封印は後に「子供時代の時の勇者」によって解かれ、トライフォースは「ガノンドロフ」の手に渡ってしまいます。
※時のオカリナのワンシーンより
2-4. ハイラル統一戦争
「4つの剣」の後の時代、「ハイラル統一戦争」が勃発します。
ハイラル統一戦争を経て、ハイラルに住む様々な種族は全て「ハイラル王国」の統治下となりました。
後にガノンドロフが生まれることとなる「ゲルド族」もこの時にハイラル王国の統治下となっています。
また、「時の勇者の母親」はハイラル統一戦争から逃れるために、「コキリの森」に逃げ込んでいます。
3. 時の勇者とガノンドロフの戦い(時系列の分岐)
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「時のオカリナ」で初登場するゲルド族の「ガノンドロフ」。
最初はハイラル王に忠誠心を見せていましたが、クーデターを起こし「時の神殿」に封印されたトライフォースを奪ってハイラルを支配しようと企てます。
しかし、ガノンドロフはトライフォースに触れる資格が無かったため、トライフォースは3つに分裂してしまいます。
ガノンドロフは「力のトライフォース」のみを手に入れ、その力を使ってハイラルを闇が支配する世界に変えてしまいました。
時の勇者はガノンドロフに戦いを挑みますが、その時の勝敗によって後の時代が3つに分岐します。
4. 時の勇者が敗北した時系列:封印戦争
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「時のオカリナ」の最終決戦の最中、ガノンドロフは力のトライフォースの力で「魔獣ガノン」となり、時の勇者を倒して全てのトライフォースを手に入れます。
その後、七賢者によってガノンとトライフォースは聖地に封印されました。
しかし、ガノンドロフによって聖地の入り口の存在が世間に知れ渡ったため、トライフォースを求めた人々が聖地に押し寄せる結果となりました。
聖地にはガノンが封印されているため、聖地は闇の世界と化しており、人々は闇に染まってしまいました。
そのような聖地は危険と判断した七賢者によって、聖地は再び封印されることとなりました。
※神々のトライフォースの闇の世界
なお、トライフォースは「神々のトライフォースのリンク」によって全て取り返され、ガノンは七賢者の子孫(うち1人はゼルダ姫)によって再び封印されました。
5. 時の勇者が敗北した時系列:ハイラル王国の衰退
「初代:ゼルダの伝説」の時代、ハイラル王国は「黄金の時代」と呼ばれる繁栄期を迎えます。
これは、トライフォースを扱うそしつがある王がトライフォースを正しく使って国を治めていたからです。
しかし、ハイラル王が亡くなる前に、その息子が王に即位することになりましたが、トライフォースを扱う素質が無かったのです。
娘の「ゼルダ姫」にはトライフォースを扱う素質が合ったため、ハイラル王はゼルダ姫だけにトライフォースの秘密を教えることを決意します。
しかし、それを知った王子と魔術師がゼルダの口を割ろうとして失敗。
魔術師の魔法によってゼルダ姫は永遠の眠りについてしまいます。
正気に戻った王子は自らの過ちを忘れないため、王家に生まれる王女には代々「ゼルダ」と名付けることを決めます。
王子は奮闘しハイラル王国をまとめようとするものの、やはりトライフォースの力を扱えないのは致命的。
ハイラル王国はいくつもの小国に分裂してしまいました。
なお、ゼルダ姫は後の「リンクの冒険」でリンクの「勇気のトライフォース」の力で目覚めています。
6. 時の勇者が勝利した時系列(子供):ガノンドロフの処刑
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「時のオカリナ」の最終決戦で勝利した「時の勇者」は時のオカリナのちからで元の時代に戻ります。
子供時代に戻ったリンクは、7年後に起こるガノンドロフのクーデーターをゼルダ姫に伝え、ガノンドロフは賢者たちによって処刑されます。
しかし、時の勇者が「勇気のトライフォース」を宿したまま子供時代に戻ってしまったことにより、聖地に封印されているトライフォースに悪影響が出てしまいました。
処刑中にガノンドロフの「力のトライフォース」が暴走し、賢者たちはガノンドロフを影の世界へと追放します。
ガノンドロフの怨念は「ザンド」にやどり、光の世界を攻め込みますが、リンクに倒されます。
※トワイライトプリンセス
7. 時の勇者が勝利した時系列(大人):ハイラルの封印と水没
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「時のオカリナ」で時の勇者がガノンドロフに勝利し、七賢者によって力のトライフォースごとガノンドロフを聖地に封印します。
しかし、長い年月が経って封印が破られ、ガノンドロフが復活してしまいました。
その時、時の勇者は現れなかったため、ガノンドロフは今度こそハイラルを支配しようと再び動き始めます。
その動きを見たハイラルの神々によって、ハイラルの地ごとガノンドロフは封印され、ハイラルは水没してしまいました。
※時の勇者はガノンドロフに勝利後、子供時代に帰還している
なお、ガノンドロフは長い年月が経った後に再び復活しますが、リンクとゼルダ姫の共闘によって倒されています。
※風邪のタクト
8. 時の勇者が勝利した時系列(大人):新大陸の発見と「新生ハイリア王国」
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「風のタクトのリンク」は、続編の「夢幻の砂時計」で新大陸を発見します。
その新大陸に「新生ハイリア王国」が建国され、鉄道網が発達する国へと成長しました。
その「新生ハイリア王国」を舞台とした物語が「大地の汽笛」です。
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