FPSにあえてイヤホンを使用するメリットがあります。

1つはヘッドホンよりも直接耳に音が届くため「音で位置情報を掴みやすい」点です。

ヘッドホンは耳とスピーカーの間に隙間があり、その僅かな隙間で音が少しぼやけてしまいます。

7.1chサラウンドや3Dサウンドよりもステレオのほうが定位感が良いという意見も多いです。

筆者もいくつかの疑似サラウンド対応ヘッドセットを使用後、ステレオに戻ってきました。

イヤホンのメリット2つ目は「遮音性の高さ」です。

「カナル型イヤホン」に限る話ですが、耳を直接塞ぐため非常に遮音性に優れます。

イヤホンもメリット3つ目は「軽さ」です。

ヘッドホンやヘッドセットは約200gと重く、長時間ゲームをプレイしていると首に負担がかかります。

イヤホンは非常に軽いので、長時間ゲームをプレイしても首を痛める事はありません。


「FPSにイヤホンを使用するメリットまとめ」

・音で位置情報を掴みやすい

・遮音性の高さ

・軽くて首を痛めにくい

FPSにイヤホンを使用するデメリットももちろんあります。

1つは「無線接続は使い物にならない物が多い」という点です。

ゲーミングヘッドセットには無線でも遅延が少ない物が多いですが、 無線のイヤホンはゲーム向けのものが少なく、遅延が酷いです。

ゲーミングモードを搭載している無線イヤホンも多いですが、 正直言ってまだFPSや音ゲーなどのゲームを快適に遊べる域には達していません。

2つ目は「マイクは別に用意する必要がある可能性」です。

もちろん、ゲーミングイヤホンにはマイクが付いています。

しかし、ゲーミング用でなくてもFPSに向いているイヤホンは多くあります。

マイクが搭載されていないイヤホンの場合は、マイクは別に用意する必要があります。


「FPSにイヤホンを使用するデメリットまとめ」

・無線接続は使い物にならない物が多い

・マイクは別に用意する必要がある可能性

FPSに使用するイヤホンを選ぶ際に気にすべき点は以下の通りです。

・有線接続であること

・カナル型（密閉型）であること

・音質は低音寄りであること

・信頼できるメーカーであること

https://www2.razer.com/jp-jp

「Razer Hammerhead Duo」は多くのFPSプレイヤーに支持されているゲーミングイヤホンです。

プロゲーマーでも使用している人が多く、間違いなくゲームに特化していると言えるでしょう。

1バランスドアーマチュア+1ダイナミックドライバのハイブリッド構造。

低音と高音が同時に強調されつつもバランスが取れたサウンドです。

ゲーミング向けに開発されているため、マイクも搭載されています。


・商品名： Razer Hammerhead Duo

・タイプ・形状： カナル型

・マイク： あり

・接続： 3.5mmステレオジャック

・価格： 5,000円～

https://www2.razer.com/jp-jp

「Razer Hammerhead Duo」もFPSプレイヤーに大人気のゲーミングイヤホンです。

大型の10mmダイヤフラムドライバーを搭載しており、FPSで重要な低音を強調してくれます。

フラットケーブルを採用しており、絡みづらく携帯性に優れます。

低音を強調して欲しい人は「Razer Hammerhead Pro V2」

バランス良く聞きたい人は先程紹介した「Razer Hammerhead Duo」がおすすめです。


・商品名： Razer Hammerhead Pro V2

・タイプ・形状 ：カナル型

・マイク： あり

・接続： 3.5mmステレオジャック

・価格： 5,000円～

https://www.logicool.co.jp/ja-jp

安心と信頼のゲーミングメーカー「Logicool」。

Logicoolが販売しているゲーミングイヤホンが「G333」です。

ダイナミックドライバを2つ搭載したデュアルダイナミックドライバ数構造。

1つは高音域、もう1つは中低音域を担当し、バランス良くゲーム内の音を再現します。

イヤホン本体部分はアルミハウジングを採用しており、ケーブルはフラット形状のため耐久性に優れます。

専用のポーチが同梱されているので、持ち運びにも便利なのも良いですね。


・商品名： Logicool G333

・タイプ・形状： カナル型

・マイク： あり

・接続： 3.5mmステレオジャック

・価格： 6,500円～

https://www.shure.com/ja-JP

「Shure SE215 Special Edition」はFPSプレイヤーに長く愛用されてきているイヤホンです。

ゲーミングイヤホンではありませんが、遮音性・耳掛け装着による安定性・音場など非常に評価が高いイヤホンです。

音質はもちろんのこと、クリアブルーなイヤホン本体のデザインもかっこいいです。

リケーブルにも対応しているため、自分の好みの音質にカスタマイズすることもできます。

リケーブルに使用できるのは「MMCX規格のケーブル」のみなので注意しましょう。

価格は約11,000円と少し高めですが、間違いなく納得できる音のイヤホンです。


・商品名： Shure SE215 Special Edition

・タイプ・形状： カナル型

・マイク： なし

・接続： 3.5mmステレオジャック

・価格： 11,000円～

https://xroundaudio.com/product_ja.php

XROUNDは台湾のオーディオブランドです。

XROUNDがクラウドファンディングで資金を集め制作したのが「XROUND AERO XRD-XA01」です。

ゲームや映画を楽しむのに特化しており、空間力学と3Dチューニング技術を採用しています。

空間表現に長けているため、FPSなど音で位置を探るゲームに適しています。

ハイレゾ音源に対応しているため、音楽鑑賞用にもバッチリです。


・商品名： XROUND AERO XRD-XA01

・タイプ・形状： カナル型

・マイク： あり

・接続： 3.5mmステレオジャック

・価格： 8,280円～

https://kz-audio.com/

KZは中国の有名イヤホンメーカーです。

中国のメーカーですが品質が高く、値段が安く一部のマニアで非常に人気があります。

「KZ ZAX」はKZイヤホンの中でもFPSに向いているイヤホンです。

8バランスドアーマチュア+1ダイナミックドライバの多ドライバハイブリッド構造。

ドライバ数が多いため情報量が多く、ゲームプレイ中にも多くの情報が音経由で伝わってきます。

KZイヤホンの特徴として「低音が強め」という事もあり、FPSで重要な音が強調して聞こえるのも良い点です。

リケーブルに対応しているため、いろんなケーブルに差し替えて音の変化を楽しむのも良いでしょう。

リケーブルに対応しているのは「タイプC（中華2ピン）」のケーブルのみです。

一般的なMMCX規格のケーブルには対応していないため、ご注意ください。


・商品名： KZ ZAX

・タイプ・形状： カナル型

・マイク： なし

・接続： 3.5mmステレオジャック

・価格： 6,500円～

https://kz-audio.com/

「KZ ZSN PRO X」はKZ ZAXと同じくKZから販売されているFPSに向いているイヤホンです。

1バランスドアーマチュア+1ダイナミックドライバのハイブリッド構造。

KZイヤホンの中でも特に低音が強調されており、銃声や足音などがハッキリと聞こえます。

低音が強調されつつもゴワゴワすることも無いため、聞き疲れもしづらいです。

リケーブルに対応しているため、いろんなケーブルに差し替えて音の変化を楽しむのも良いでしょう。

リケーブルに対応しているのは「タイプC（中華2ピン）」のケーブルのみです。

一般的なMMCX規格のケーブルには対応していないため、ご注意ください。


・商品名： KZ ZSN PRO X

・タイプ・形状： カナル型

・マイク： なし

・接続： 3.5mmステレオジャック

・価格： 2,700円～