VALORANT 新エージェントヴァイスが登場! ヴァイスの全容や強さを解説
https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/games/valorant-episode-9-actii%E3%81%8C%E9%96%8B%E5%B9%95-%E9%99%A3%E5%9C%B0%E6%A7%8B%E7%AF%89%E3%81%AB%E9%95%B7%E3%81%91%E3%81%9F%E6%96%B0%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88-%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%B9-%E3%81%8C%E7%99%BB%E5%A0%B4/ar-AA1pCJ5v
VALORANT9.04パッチが公開され、パッチ内容には新エージェント「ヴァイス」の実装も発表されました。
KAY/Oに似た特殊なキャラクターデザインが採用されており、センチネル枠で久々の新規エージェントで期待される方も多いでしょう。
しかし、新規エージェントの性能は強弱が極端なケースが多く、ヴァイスは環境に入れる強さがあるのか、気になる方もいると思います。
そこで本記事では、新エージェントヴァイスのアビリティをはじめ、強い部分と弱い部分を解説していきます。
1. 新エージェント「ヴァイス」のアビリティ
https://fistbump-news.jp/article/img/2024/08/28/245/1982.html
パッチ9.04にて公開された新エージェント「ヴァイス」。
エージェントロールはセンチネルであり、敵に対する妨害で高いパフォーマンスを発揮できるのが特徴です。
とはいえ、まだまだ新規実装でまだまだ研究段階ということもあり、具体的なアビリティ性能を把握しておきたい方も多いと思います。
そこでここでは、新エージェント「ヴァイス」の各アビリティを解説します。
1-1. レーザーヴァイン
https://fistbump-news.jp/article/img/2024/08/28/245/1982.html
レーザーヴァインは設置起動型のアビリティであり、任意の場所に投げて設置し、敵が攻め入って来たタイミングで起動するのが基本的な使い方になります。
アビリティの効果ですが、設置位置を中心に広範囲でイバラエフェクトが発動し、範囲内のプレイヤーに移動速度低下のデバフを与えることができます。
さらに範囲内を1歩歩くたびに6ダメージを与えるため、上手く扱えば相手の行動を確実に抑制できる強力なアビリティです。
投げて設置するタイプなので事前の設置は行わず、攻めるタイミングや敵のローテートに合わせて運用できる自由度の高さも魅力です。
ただし、レーザーヴァインのデバフは敵だけでなく、味方にも与えてしまうため、味方に充てないように意識しながら運用しましょう。
ちなみにですが、キルジョイのナノスワーム/アラームボット同様、近づけば視認できて壊せるので、設置位置に対する工夫も必要です。
1-2. シアー
https://esports-world.jp/column/41681
シアーは直線型の設置及び感知アビリティであり、設置した場所を敵が通過した際、壁を出現させて行動を制限できるアビリティです。
壁は8秒後に自動消滅しますが、エントリー役と後続を確実に分断することができ、味方と合わせてエントリー役の確実なキルを狙うことができます。
ただし、壁は銃撃でも破壊できてしまうため、敵を分断することができても即座に壁を破壊してカバーされてしまうこともあります。
また、シアーはレーザーヴァインと違って破壊こそできませんが、近づけば視認してトラップを把握できてしまうのも欠点です。
とはいえ、シアーが起動すると高確率で分断自体はできるため、敵のローテートを誘発させるといった高度な戦術が組みやすいというメリットもあります。
運用は難しめですが、効果的に運用できれば高い制圧力を発揮できるでしょう。
1-3. アークローズ
https://fistbump-news.jp/article/img/2024/08/28/245/1970.html
アークローズは床や壁に設置しておき、敵が入ってきたタイミング等で起爆させることでフラッシュ効果を与えられるアビリティです。
アークローズはレーザーヴァインやシアーとは違い、20秒のクールタイムは発生するものの、自由に回収して再設置できます。
また、敵視点でアークローズを見つけた場合、破壊することも可能ですが、破壊されても45秒後の再使用が可能です。
目先の壁に設置できるだけでなく、オルト射撃(左クリック)で壁の先にある壁に設置することもでき、不意を突いたフラッシュで制圧やキルを狙っていけます。
設置したアークローズの起動は設置位置に視点を合わせる必要が無く、アビリティキー1つで起動できるため、味方が撃ち合うタイミングに合わせやすい点も強力。
アークローズから離れていても3秒ほどフラッシュ効果が持続するため、上手く扱えればラウンド取得率は大幅に上がるでしょう。
1-4. スチールガーデン
https://fistbump-news.jp/article/img/2024/08/28/245/1989.html
スチールガーデンはアルティメットコスト8で使用でき、使用時にミニマップに表示されるピンクの範囲内でプライマリ(メイン)武器の使用を制限させるアルティメットです。
アビリティ使用から効果発動までに掛かる時間は5秒と長いものの、広範囲でヴァンダル/ファントム/オペレーターを抑制できる強力なアルティメットです。
また、アビリティを発動してしまえばKAY/Oでも抑制することはできず、敵はメイン武器無しでの戦いを強いられることになります。
さらに味方にKAY/Oがいればメイン武器+アビリティの2つを抑制することができ、ラウンド勝率の大幅アップが期待できます。
敵からすれば硬化範囲外ならメイン武器は使用できるため、効果時間が終わるまで逃げていれば問題はありませんが、大幅に時間を消費することになります。
時間が減るほどにできる選択肢も減少していくため、プレッシャーを与えるという意味でも効果的です。
2. ヴァイスの強みについて
https://game-news.tokyo/news/709916
ヴァイスは足止め/分断/抑制と強力なアビリティが揃っていますが、実際のランクマッチ等では上手く活躍できるのか、気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、ヴァイスが高いパフォーマンスを発揮できる部分を解説していきます。
2-1. エントリー役と後続を確実に分断できる
ヴァイスが保有するシアーは事前に特定ポイントに設置し、敵の通過を検知して背後に壁を出現させるアビリティです。
これにより、先陣を切ってエントリーしたデュエリストと後続を分けることができ、確実にデュエリストだけを叩く時間を稼ぐことができます。
さらにアルティメットアビリティ「スチールガーデン」はメイン武器の使用を抑制できるため、これもデュエリストとの分断に効果的です。
効果は広範囲に及びますし、効果対象はサブ武器やアビリティで戦うしか手段が無く、分断したデュエリストを確実にキルできます。
シアーは壁が破壊されてしまったり、スチールガーデンは発動に時間が掛かるデメリットもありますが、敵のエリア確保を阻害できる強みは唯一です。
2-2. 阻害アビリティが豊富
レーザーヴァインは設置位置で起動することができ、起動範囲に移動速度低下及び継続ダメージを与えることができます。
シアーは事前に設置して通過検知で壁を発生させることができ、エントリー役は止められなくても後続の進行を阻止することが可能です。
アークローズは任意の場所に設置し、任意のタイミングでフラッシュを起動できるため、敵のエイム精度を低下させて味方の勝率アップが狙えます。
スチールガーデンは広範囲でメイン武器使用制限の効果を与えるため、長時間相手にプレッシャーを与えられます。
ヴァイスが保有するアビリティは全て敵への阻害効果の高さが特徴であり、上手く扱えれば確実に敵を止められる点が強力です。
3. ヴァイスはセンチネル枠に入れる?
https://malaysia.news.yahoo.com/valorant-sentinels-sage-cypher-killjoy-roles-explained-120338603.html
ヴァイスが保有するアビリティはどれも強力ですが、センチネルロールには既にキルジョイ/サイファーの2トップが存在します。
ヴァイスもセンチネルに位置づけられていますが、ヴァイスはサイファーやキルジョイを押し退けてまで採用できるのか、気になる方も多いでしょう。
そこでここでは、センチネル枠でヴァイスを入れられるかという点を解説していきます。
3-1. サイファー/キルジョイと代わるには力不足
ヴァイスは各アビリティで敵の侵入を抑制したり、敵の分断は得意ですが、センチネルとして重要視されている裏取り警戒が可能なアビリティがありません。
対してキルジョイはアラームボット、サイファーはトラップワイヤーで裏取りを確実に警戒でき、後方を取られるリスクを確実に排除できるのが利点です。
この裏取りを警戒できるかという点がセンチネルでは非常に重要であり、センチネル1枠のみの採用であればヴァイスを入れるのは困難です。
ヴァイスは裏取りが全くできないわけではありませんが、敵の進行を抑制するというよりは退路を塞ぐのに適しています。
3-2. 2センチネル構成を試すならアリ
キルジョイやサイファーにプラスしてヴァイスを加えるということであれば、一考の余地は十分にあります。
ヴァイスは敵の足止めだけでなく、エントリー役と後続の分断、さらにはフラッシュで視界を奪うことも可能です。
アルティメットを除き、アビリティは防衛よりも撃ち合いの勝率を上げる要素が高く、攻めでも守りでもサポートしやすいエージェントです。
防衛役はサイファー/キルジョイに任せつつ、ヴァイス自身は味方のサポートやエリア確保後の制圧力で高いパフォーマンスが期待できます。
ただし、センチネルを2枠確保する場合、イニシエーター/デュエリスト/コントローラーを1枠削る必要があります。
イニシエーター/コントローラー/デュエリストはどれも重要なロールのため、2センチネル構成を視野に入れるならバランス調整は入念に行いましょう。
4. まとめ
ヴァイスは裏取り警戒が行えるセンチネルでは無いため、単独での起用は非常に難しいですが、敵の行動阻害では高いパフォーマンスを発揮できる強みも備えています。
裏取りを警戒しない構成、2センチネル構成においては上手く扱えば脅威となるのは間違いなく、気になる方はぜひトライしてみましょう。