VALORANT ウェイレイはデュエリスト枠でアリ? アビリティやポテンシャルを徹底解説!

公開日: 2025/6/30
https://gamergen.com/actualites/valorant-apparence-nouvel-agent-trailer-gameplay-key-art-et-titre-premiere-saison-312647-1


VALORANTでは3月に実施された10.04パッチにより、新エージェント「ウェイレイ」が登場しました。

デュエリストはダッシュやバリアをはじめ、ユニーク且つ強力なアビリティを持ち、エントリー役に適したロールです。

しかし、索敵能力の有無や生存力はエージェントで大きく差があり、他デュエリストと比べてウェイレエイを採用する価値があるのか、気になる方も多いでしょう。

そこで本記事では、新規デュエリスト「ウェイレイ」をアビリティやポテンシャルを紹介しつつ、他デュエリストを差し置いて採用する価値があるのか、この部分も解説します。

1. ウェイレイのアビリティ


https://valorantjp.com/News/3270


ウェイレイのポテンシャルを紹介するにあたって、ウェイレイが持つアビリティの解説は必要不可欠です。

特にデュエリストの場合、自身や味方の撃ち合い状況を有利に進めたり、キルと生存の両立を狙うためにしっかり理解しておくのが重要です。

そこでここでは、ウェイレイが持つアビリティを徹底解説していきます。

1-1. リフラクト


https://gamelevate.com/ja/valorants-new-agent-waylay-abilities-release-date/


リフラクトは無料で使用でき、2キルごとにスキルを再使用できるウェイレイ固有の移動スキルです。

スキル発動時に床にビーコンを設置でき、ビーコンを設置した状態で再発動するとビーコンの位置に戻ることができます。

つまり、エントリー前にビーコンを設置し、不利な状況での接敵や敵を倒した後に安全に下がれます。

ビーコン設置後の再発動は時間が定められているため、ラウンド中ならいつでも再発動できるわけではありませんが、安全に退けるのは強力です。

他デュエリストの場合、サイトまで入り切ってしまうと完全撤退は厳しいですが、ウェイレイは再発動で確実に撤退できるため、サイト侵入後に制圧と撤退を選択できます。

1-2. ライトスピード


https://fistbump-news.jp/article/2025/03/04/800.html


ライトスピードは購入フェーズ中に300クレジットで購入でき、使用時に前方へダッシュできるアビリティです。

ライトスピード最大の特徴はダッシュの回数であり、最大2回まで前方に向かってダッシュできます。

通常使用時は前方に向かって2回ダッシュを行い、オルトクリック時に前方へ1回ダッシュするという仕様です。

1回と2回ダッシュを状況に応じて使い分けられるため、デュエリストの中でも羽生誠意の高いダッシュアビリティとなります。

ただし、クレジットコストは300と重く、エコラ

1-3. サチュレート


https://fistbump-news.jp/article/img/2025/03/04/800/5811.html


サチュレートも購入フェーズに300クレジットで購入でき、ネオンのスタンのように着弾地点に効果を与える妨害アビリティです。

サチュレートが与える妨害効果は速度低下であり、ヒットしたプレイヤーの移動速度と武器操作速度を低下させることができます。

これはエイムを合わせる速度も一時的に低下するため、ライトスピードと合わされば高確率でキルを狙えるでしょう。

ただし、サチュレートはあくまでも速度が低下するだけであり、射撃精度が下がるわけではありません。

つまり、サチュレートがヒットしても冷静に対処することも容易なため、サチュレートを使ったからと安易な行動を起こすのは自殺行為にもなりえます。

また、敵プレイヤーだけでなく、味方プレイヤーにも速度低下を与えてしまうため、着弾地点には注意を払うのが鉄則です。

1-4. コンバージェントパス


https://news.mynavi.jp/article/20250305-3142997/


コンバ-ジェントパスはウェイレイが持つアルティメットアビリティであり、使用後に前方広範囲に向けて移動速度及び武器操作速度を低下させることが可能です。

この行動阻害効果はサチュレートとは違い、味方に悪影響を与えることがなく、ウェイレイ自身の移動速度が向上するため、制圧力がグッと高まります。

効果範囲に関してですが、スプリットAサイトやアセントBサイトのように、狭めのサイトなら覆えるほどの広さがあるため、攻守を問わずに攻め込む際に強力です。

ただし、使用後は自身の分身を作り、分身から放たれる光線がデバフ/バフを与える性質上、効果が得られるまでにラグが発生する点には注意が必要です。

また、強力なアビリティではあるものの、レイズやジェットほどの爆発力ではないため、オーブを回収してまで優先されるアルティメットでもありません。

とはいえ、広範囲にデバフを与えつつ、自身はバフを得られるため、圧倒的な有利状況を作れることは間違いありません。

2. ウェイレイの強み


https://nakargamer.jp/valorant-newagent-waylay/


ウェイレイはダッシュだけでなく、行動阻害や緊急離脱とアビリティのバランスに優れたデュエリストです。

ただし、ダッシュ方向は前方に限定されたり、行動阻害も速度低下のみのため、状況を大きく有利に働かせるのは厳しめです。

しかし、ウェイレイにしか行えない強みも当然あり、この強みを活かすことで他デュエリストを差し置いた活躍をしっかり狙っていけます。

ポテンシャルを活かすには強みを引き出す立ち回りが不可欠となるため、ここではウェイレイの強みを解説します。

2-1. リフラクトの汎用性が高い

ウェイレイが持つ「リフラクト」は2キルごとにリチャージされ、時間内であればビーコンを設置した場所に帰れるアビリティです。

ライトスピードのダッシュでエントリーを行い、自身の生存が厳しくなったら後ろに下がれるため、エントリー→設置中の味方のカバー等に回ることもできます。

さらにエントリー時だけでなく、味方が取れている安全なエリアにビーコンを設置し、リフラクトを駆使することで索敵を行うことも可能です。

もちろん、ウェイレイ本人がエリアを回ってクリアリングしていくため、リフラクトの発動タイミングは重要になりますが、イニシエーター的な側面でも活躍できるのは優秀です。

相手の守りを崩す目的でのラークにも適しており、キルを取得してビーコンの位置へ撤退するといった選択肢も取れます。

アビリティ1つでさまざまな選択肢を選べるだけでなく、2キルでリチャージされる汎用性の高さも強力です。

2-2. ダッシュで相手を翻弄しやすい


https://fistbump-news.jp/article/2025/03/04/800.html


ウェイレイのダッシュアビリティ「ライトスピード」は前方にしかダッシュできないという制限があるため、離脱等では運用しにくいアビリティです。

ですが、ジェットのテイルウインドとは違い、最大2回まで前方にダッシュできるため、1回or2回のダッシュで敵を翻弄しやすい強みを持ちます。

狭い通路のように2回が厳しい場面では1回で懐に潜り、スペースが広めのエリアでは2回ダッシュで相手のエイムブレを狙うことも可能です。

また、移動速度や武器操作速度が低下する「サチュレート」や「コンバージェントパス」との相性も良く、相手が戸惑う間にキルを奪うこともできます。

レイズのブラストパックは飛距離を出すためにテクニックが要求されますが、ウェイレイの場合はテクニック要らずで運用しやすい点も魅力です。

3. デュエリスト枠での採用はアリなのか


https://www.thegamer.com/valorant-all-classes-guide/


ウェイレイは前方限定とはいえ、2回ダッシュして相手を翻弄しやすく、自身が保有するアビリティとの相性も良いエージェントです。

しかし、スモークで設置をサポートしたり、ドローンで索敵できるようなアビリティはなく、行動阻害も速度低下でサポートに向かない性能が懸念点でもあります。

ジェットやレイズ、アイソやネオンを差し置いてウェイレイを採用する選択はアリなのか、疑問に思う方も多いでしょう。

そこでここでは、ウェイレイのデュエリスト枠での採用はアリなのか、この点を解説します。

3-1. デュエリスト1枠での運用は厳しい

ウェイレイのアビリティは移動速度のデバフを与えつつ、自身は2回までダッシュが行える機動力の高さが特徴です。

リフラクトとのシナジーも良く、安全なエリア取りやエントリーに適していますが、1人で状況を大きく変えるほどのパワーがアルティメットアビリティにはありません。

ジェット/レイズネオンのアルティメットの場合、複数キルが狙いやすいだけでなく、2キルでダッシュやグレネードが復活するため、総合戦闘力が非常に高いです。

デュエリストは先陣切ったエントリー役はもちろんですが、アビリティだけで状況をひっくり返すキル性能の高さも重視されるため、ウェイレイはこの点で劣ってしまいます。

また、アイソの射線カットや弱体化、フェニックスのカーテンやフラッシュと比較した場合、サポート性能も低めです。

キルorサポート性能どちらかが抜群に高いならまだしも、どちらも特段優れているわけではなく、ウェイレイをデュエリスト1枠で採用するのは厳しいでしょう。

3-2. デュエリスト2枠なら採用の余地はある

ウェイレイは他デュエリストと比べるとキル&サポート性能で劣るため、デュエリスト1枠での運用は厳しめです。

ですが、デュエリスト2枠の場合は別であり、リフラクトをベースとした索敵、味方に合わせるエントリーや速度低下のデバフなど、後続としては優秀なデュエリストです。

特にアルティメットは前方広範囲に速度低下デバフを与えるため、エントリーを行ったデュエリストのキル及び生存に大きく貢献できるでしょう。

アルティメットが無いラウンドでもサチュレートでデバフを与えつつ、先陣を切ったデュエリストの後に続いてカバーしやすいです。

また、守りではサチュレートやコンバージェントパスは足止めとして機能しやすく、時間制限付きではあるものの、リフラクトで積極的にキルを狙っていけます。

デュエリスト2枠での構成を考えるなら、ウェイレイを加える余地は十分にあります。

4. まとめ

ウェイレイはアビリティ同士の相性がマッチしているエージェントではあるものの、どのアビリティも他デュエリストと比べると物足りなさを感じてしまうのは事実です。

ですが、デュエリスト2枠運用では化ける可能性も十分に秘めているので、チャレンジしがいのあるデュエリストであることは間違いありません。