
VALORANT 新エージェントのテホが実装! アビリティや強さを解説
https://gamewith.jp/valorant/article/show/481260
VALORANT10.0パッチにて、新エージェント「テホ」が実装されました。
漢気あふれる風貌のキャラクターであり、1年越しに実装されたイニシエーターロールです。
イニシエーターはサポートに特化したロールですが、テホはどういったサポートが得意で強みとなるのか、気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、新エージェント「テホ」のアビリティや強さを解説しつつ、採用するべきか否かも見ていきます。
1. テホのアビリティについて

https://playvalorant.com/ja-jp/news/game-updates/tejo-man-of-action/
新エージェント「テホ」の強さを解説するにあたって、保有するアビリティの解説は外せません。
アビリティを詳細に把握しておくことで、実戦における使用タイミングを判断しやすく、効果的にテホを運用できるためです。
そこでここでは、テホが保有する各アビリティを解説します。
1-1. スペシャルデリバリー

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スペシャルデリバリーはスタングレネードを投擲し、着弾範囲に対してスタン効果を与えるアビリティです。
通常投擲は壁に貼りついた後、爆風(効果範囲)が発生してスタンを与えるので、味方のカバーがあるまでの時間稼ぎに打ってつけです。
また、オルト(右クリック)で使用する場合、1回だけ壁にバウンドさせられるので、入り組んだ通路等でも敵にヒットさせられます。
さらにキルジョイのナノスワームなどと同様、定点投擲で味方の援護も可能なので、研究するほどに真価を発揮しやすい点も特徴です。
ただし、アビリティコストは300クレジットと高めに設定されているため、ピストルラウンドやエコラウンドでは購入できないケースもあります。
1-2. ステルスドローン

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ステルスドローンは射出したドローンをプレイヤーが操作し、パルスを起動させることで位置の特定及びアビリティ抑制効果を与えるアビリティです。
操作時間は6秒とやや短めですが、短距離の位置特定に加えて8秒と長い抑制効果を与えられるため、攻守どちらでも機転が効きやすい特徴を持ちます。
スペシャルデリバリー同様に300クレジットで購入できますが、索敵が行える点で優先度はステルスドローンが勝るでしょう。
ただし、ドローン自体の耐久値は非常に低く、クラシック2発程度で簡単に破壊されてしまうため、状況次第ではアビリティ抑制パルスを即起動させる運用が効果的です。
1-3. 誘導サルヴォ

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誘導サルヴォはターゲットできるマップを展開し、範囲内の任意地点を2か所指定してミサイルを放つアビリティです。
着弾地点の中心地で最大70ダメージを与えることができ、40秒のクールタイム経過後に再使用できる特徴を持ちます。
ターゲットマップはブリムストーンのスカイスモーク程度の広さしかありませんが、1ラウンド中に最大2回使用できる点は強力です。
また、設置アビリティに対してもダメージが減衰しないため、耐久値の低い設置物なら中心地でなくても破壊可能です。
さらに中心が2つ重なるように撃てば耐久値が高いキルジョイのロックダウンも破壊でき、キルジョイのカウンターが容易に行えます。
着弾までは時間が掛かるのでプレイヤーに当てるのは難しいですが、スローや吸い込み効果を持つアビリティとの合わせでもポテンシャルを発揮できます。
1-4. アルマゲドン

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アルマゲドンはアルティメットコスト8で使用でき、誘導サルヴォのように直線状のエリアを指定して運用するアルティメットです。
ターゲットマップから起点となるポイントを選択後、直線上にの方向を指定し、ダメージを与える衝撃波を放つことが可能です。
衝撃波はブリーチのローリングサンダーのように流動的に発生するため、起点から近いほどにヒットさせやすい特徴を持ちます。
衝撃波1回当たりのダメージは60と非常に高く、衝撃波を連続で受ければヘビーシールドを装備していても確実に倒せます。
ただし、オーメンのシュラウドステップ、ジェットのテイルウインドなど、素早く移動するアビリティはタイミングを合わせれば回避されてしまう点がデメリットです。
とはいえ、起点を上手く設定すれば敵の退路を絞り込めるため、回避に専念している敵を一網打尽にすることもできます。
2. テホの強み

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新エージェント「テホ」のアビリティを解説しましたが、アビリティ詳細だけで何となく想像が付いている方も多いと思います。
しかし、テホのアビリティがどのように活きてくるのか、味方に対して与える恩恵は何なのか、イマイチピンと来ない方も中にはいるでしょう。
そこでここでは、新エージェント「テホ」の強みを解説します。
2-1. ダメージアビリティによるサポートが強力
テホは索敵アビリティは1つしかありませんが、スタンを与えるアビリティが1つ、ダメージを与えるアビリティを2つ保有しています。
さらに1つはクールタイム40秒ごとに再チャージされるため、1ラウンド中に2回以上使用することも可能です。
アルティメットはコストこそ重ためですが、直線状の広範囲に対して使用でき、60ダメージを連続的にヒットさせられます。
仮に避けられてしまったとしても意表を付いてキルを狙いやすく、敵チーム全体に大きなプレッシャーを与えられる点も優秀です。
ダメージアビリティのみでの複数キルも容易ですし、角や通路に撃ち込むことで味方のポジション取りもサポートできます。
2-2. 目視できない位置にもアビリティを撃てる
テホのダメージアビリティは目視できる地点はもちろんのこと、一定範囲内であれば目視できない位置への撃ち込みも可能です。
誘導サルヴォやアルマゲドンはアビリティ使用時にマップが展開され、マップ上で地点を指定してアビリティを使用できます。
つまり、Aサイトからショルダーピーク等で敵の有無を確認しつつ、敵がいた場合は身を隠しながらAメインにプレッシャーを与えられるということです。
展開されるマップサイズ自体はブリムストーンと同様に小さめですが、自身の身を晒すことなくダメージアビリティで牽制できるのは非常に優秀です。
また、攻める際にも自身は前に立つ必要が無く、マップ上から四角にアビリティを撃って敵を追い立てることもできます。
2-3. アビリティ抑制が強力
テホのステルスドローンは自身が操作して索敵が行えるだけでなく、操作中にパルスを起動させることで範囲内の敵にアビリティ抑制効果を付与できます。
アビリティ抑制はKAY/Oも保有していますが、KAY/Oのゼロポイントは着弾してから発動するため、タイミングを狙って抑制効果を与えるのが困難です。
ですが、テホのステルスドローンは任意のタイミングでパルスを起動できるため、確実に抑制を与えたいタイミングで発動できます。
攻める際はデュエリストのエントリーにピンポイントで合わせられ、今にも攻めてきそうなタイミングで抑制を与えて遅延させられます。
ただし、ステルスドローン自体の耐久はクラシック2発で破壊されるほどに低いため、壊されないようにドローンを操作するのが大切です。
3. テホの構成入りについて

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VALORANTにおけるイニシエーターはサポートの要であり、特に索敵能力の高さが重要視される傾向にあります。
しかし、テホは解説した通りダメージ性能は高い反面、索敵性能は控えめです。
テホをイニシエーター枠で入れるのはアリなのか、イニシエーター1枠でも入れるべきなのか、疑問に思う方も多いと思います。
そこでここでは、テホの構成入りについて解説します。
3-1. イニシエーターは厳しい
テホも索敵アビリティは保有しているものの、ソーヴァやフェイドと違って時間経過で再チャージされるわけではありません。
また、索敵アビリティの保有数も1つと少なく、確実に情報を取得したい場面で索敵アビリティを使用できない場合も懸念点です。
ダメージアビリティを駆使して敵のポジションを潰すことは可能ですが、ソーヴァやフェイドのように詳細な敵の位置把握はできません。
また、ダメージアビリティ自体は強力ですが、フラッシュやサイレントを付与するアビリティも持ち合わせておらず、テホ1人でイニシエーターを担うのは厳しめです。
3-2. イニシエーターならアリ
テホはアビリティがダメージに特化しているため、テホ自体の索敵能力は低めですが、索敵能力を別のイニシエーターでカバーできるなら強力です。
ソーヴァやフェイドをはじめ、ゲッコーといった索敵能力に優れたエージェントがいれば、索敵に合わせてダメージアビリティを撃ち込むことでプレッシャーを与えられます。
攻める際は索敵+ダメージアビリティで確実に敵を退かせることができ、デュエリストのエントリーをサポートできます。
守る際はダメージアビリティ単体での時間稼ぎも効果的ですし、索敵アビリティと合わさることで弱いポジションに相手を追い込むことも可能です。
ダメージアビリティは索敵とのシナジーが高いので、索敵に長けたイニシエーターとテホを組み合わせましょう。
4. まとめ
テホはイニシエーター1枠での運用は厳しいですが、索敵に強いイニシエーターと組み合わせることでポテンシャルを最大限に発揮できます。
ダメージアビリティで敵を追い立てる意識を持ちつつ、狙える場面ではアビリティによるキルも積極的に狙いましょう。