
VALORANT 9.10パッチで回復アーマーが実装! 性能や使うタイミングは?
https://huaban.com/pins/4270318639
VALORANT9.10パッチではエージェントの調整を軸に変更されていますが、新たに新規実装されたのが「回復アーマー」です。
従来のVALORANTと同様にアーマー耐久値を宿しつつ、回復するという性質もプラスされた画期的なアーマーです。
しかし、回復アーマーの具体的な仕様、そして次ラウンドへの持ち越しや利点がイマイチ分からないという方もいると思います。
そこで本記事では、9.10パッチで実装された回復アーマーの仕様を解説し、利点や購入タイミングを紹介します。
1. 回復アーマーの仕様について

https://appmedia.jp/valorant/783185669.10パッチで実装された回復アーマーは名前の通り、一度削れた耐久値が回復するアーマーです。
しかし、具体的な回復量をはじめ、既存のライト/ヘヴィーアーマーとの違いが分からない方もいることでしょう。
そこでここでは、9.10パッチで実装された回復アーマーの仕様を解説します。
1.回復アーマーの回復量
既存のライト/ヘヴィーアーマーの場合、耐久値25or50が削れてしまうと回復せず、生存できても次ラウンドで再購入する必要がありました。
ですが、回復アーマーは最大50耐久値を回復できるので、一度耐久値が削れてしまっても耐久25×2回までダメージを吸収することが可能です。
最大回復量50はラウンド間でも持ち越しが可能であり、ラウンド中に12しか回復しなかった場合は次ラウンドで残り回復量38が引き継がれます。
アーマーの耐久値自体は25でライトアーマーと変わらないものの、ヘッドショットによる致命傷以外では戦線復帰が行える仕様です。
2.ダメージ吸収率

http://www.docterror.com/valorant-guns-damage-recoil-guide/
既存のライト/ヘヴィーアーマーの場合、受けたダメージを66%吸収する仕様となっています。
つまり、25or50のアーマー耐久圏内のダメージでもHPが削れるということです。
ですが、回復アーマーはダメージ吸収率が100%となっており、必ずアーマー耐久値から減少します。
そのため、ライト/ヘヴィーアーマーのような耐久値の持ち越しは難しく、残り回復量を次ラウンドまで維持する運用は厳しいです。
ですが、クラシックやブルドックなどのダメージ倍率が低い武器の場合、ラウンド中に戦線復帰しやすいポテンシャルが魅力でもあります。
3.回復に掛かる時間やタイミング
回復アーマーはダメージを受けても最大50耐久値を回復できますが、耐久値の回復には条件があります。ダメージを受けている最中は耐久回復が残っていても回復はできず、ダメージを受けていない状態で無ければ発動できません。
また、即時耐久値が回復するわけでは無く、被弾回避から3秒後に回復がスタートする仕様です。
徐々に回復が始まり、スタートから3秒後に耐久値25まで回復します。
そのため、回復アーマーの利点である回復を活かすなら、戦闘離脱及び戦線復帰タイミングの見極めが重要です。
4.購入コスト

https://note.com/mizu_water_1374/n/n6e2fe2cf4bd4
まず、既存アーマーの購入コストはライトアーマー=400クレジット、ヘヴィーアーマー=1000クレジットでの購入です。
次いで新規実装された回復アーマーは650クレジットで購入可能であり、コスト的にはライトとヘヴィーアーマーの中間に位置します。
ヘヴィーアーマーほどの耐久値は無いものの、耐久値の回復も考慮すればライトアーマーよりも耐久値が高く、コスパ面では優秀です。
ただし、アーマー耐久値は25でライトアーマーと変わらないため、ヘヴィーアーマーよりもダウン率が高い点には注意。
対ヴァンダルやファントムにおける生存率が上がるわけでは無いため、バイラウンドでのコスパ面はヘヴィーアーマーに劣ります。
2. 回復アーマーのメリット

https://automaton-media.com/articles/newsjp/valorant-20241120-318632/
回復アーマーは既存アーマーとは異なり、耐久値の回復量が残っていれば削られてもアーマーが回復します。
しかし、単純な回復性能の高さがどのようなメリットを生み出すのか、具体的なメリットが分からない方もいることでしょう。
そこでここでは、回復アーマーにしかないメリットを解説します。
1.継続戦闘能力が高い
回復アーマーは耐久値は25とライトアーマーと変わらないものの、耐久値が最大50回復する仕様です。
つまり、通常耐久値25+回復値50=最大75耐久値を保有しているため、敵からの被弾を受けてもアーマー回復で容易に戦線に復帰できます。
3秒間ダメージを受けなければ回復が発動するという制約はあるものの、アーマーが削られても生存を維持できるのは最大の利点と言っても過言ではありません。
基礎ダメージが低い武器が相手であるほど強力な継戦能力を発揮でき、回復値を残していれば次ラウンドに引き継げる点も優秀です。
2.コスパが高い
回復アーマーは性能及び価格面でライト/ヘヴィーアーマーの中間に位置し、圧倒的なコスパの良さを発揮してくれます。
通常ライトアーマーは400クレジットと最安ではあるものの、買い切りなので削られてしまうたびにラウンド購入が必要です。
ヘヴィーアーマーは耐久値50と高いものの、1000クレジットとコストが重たいため、クレジットに余裕が無いラウンドでは選択肢に入れにくいアーマーです。
ですが、回復アーマーは基礎値25+回復値50を保有しつつ、650クレジットで購入できるので、エコラウンド等でも購入しやすい利点があります。
シェリフ+回復アーマーやマーシャル+回復アーマーなど、武器差がある状況でもワンチャンスを積極的に作りに行ける点が非常に優秀です。
3. 回復アーマーのデメリット

https://automaton-media.com/articles/newsjp/valorant-20241120-318632/
回復アーマーはラウンド中でもアーマー耐久値を回復でき、生存力を高めやすい画期的なアーマーです。
とはいえ、決してメリットばかりではなく、デメリットの部分も存在していますし、上手く運用するにはデメリットをしっかり把握しておくのが大切です。
そこでここでは、回復アーマーのデメリットを解説します。
1.基礎耐久値が低い
回復アーマーは標準25耐久値を保有しつつ、最大50耐久値を回復できるので、アーマー25で3回戦える強力なアーマーです。
しかし、あくまでも耐久値の上限は25でライトアーマーと変わらないため、シェリフやファントムのヘッドショット1発で倒されてしまう部分は変わりません。
あくまでもHP100+耐久25を防げるだけなので、125以上のダメージを受けてしまうと即ダウンになるということです。
当然ながらオペレーターのダメージを軽減できるわけでもなく、ヘヴィーアーマーのように140~145ダメージで生存できるわけでもありません。
基礎耐久値の部分はライトアーマーと変わらない点は想定しておくのが大切です。
2.回復に時間が掛かる
回復アーマーは基礎耐久値25を保有しつつ、回復値50から削れた分の基礎耐久値を回復できる仕様です。
ただし、削れた時点から即時アーマー回復が始まるわけではなく、被弾から3秒以上0ダメージの状態でなければ回復がスタートしません。
また、基礎耐久値25を回復するまでには3秒の時間が掛かるため、回復がスタートしても万全な状態で復帰するには3~6秒ほどの時間が掛かります。
アーマーを修復できる仕様は非常に強力ではあるものの、強みを活かすためには被弾を受けない立ち回りが重要になる点に注意です。
4. 回復アーマーを使用するタイミング

https://www.sportskeeda.com/valorant/5-best-valorant-skin-collections-2022
回復アーマーは耐久値を修復して戦闘に復帰できる反面、基礎耐久値の低さや回復に要する時間など、デメリットも抱えています。
ですが、使用するタイミングを見極めて運用できれば、高いポテンシャルを効果的に発揮可能です。
そこで気になるのが、「どのタイミングが刺さりやすいのか」「常に購入するべきではないのか」だと思います。
そこでここでは、回復アーマーを使用するベストタイミングを紹介します。
1.ピストルラウンド勝利後のセカンドラウンド
回復アーマーはライトアーマーよりもコストが250クレジット高く、ピストルラウンドから購入するのは厳しめです。
ですが、ピストルラウンドで勝利できればクレジットに余裕が生まれるため、回復アーマー+ブルドッグやマーシャルの組み合わせが視野に入ってきます。
セカンドラウンドの場合、ラウンドを落とした側はクラシックのみのフルエコになるため、アーマー耐久値25でも即ダウンのリスクがありません。
逆にピストルラウンドを落とした場合、フルエコ→フルバイがメタのため、回復アーマーは買わないように意識するのがベストです。
2.サードラウンド以降のエコラウンド
サードラウンド以降のエコラウンドの場合、シェリフorマーシャル+ライトアーマーのような組み合わせが基本です。
ですが、回復アーマーはライトアーマーコスト+250クレジットで購入でき、従来のライトアーマーよりもエコラウンドで高いパフォーマンスが期待できます。
3rdラウンド以降ならクレジットも調整しやすいですし、シェリフやマーシャルのヘッドショットでワンチャンスを積極的に狙っていけます。
万が一致命傷を受けたとしても即ダウンしない限り、アーマー耐久値を回復して継続的に戦えるため、ラウンド取得率アップが狙える利点が魅力です。
ピストルやセカンドラウンド(フルエコ)時を除き、クレジットの温存を強いられる際は積極的に運用するのがベストです。
5. まとめ
回復アーマーは即ダウンのリスクはライトアーマーと変わりませんが、エコラウンドにおけるコスパの高さが優秀です。
回復に条件があるものの、適切に運用すれば驚異的なポテンシャルを発揮できるので、積極的に運用していくのがおすすめです。