賞金額がすごい!eスポーツを始めるならdota2!

公開日: 2021/10/14

比較的新しいゲームジャンルであるMOBA(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)の元祖とも呼べるDOTA2。

eスポーツの中でも賞金額がすごいと言われているDOTA2ですが、2019年世界大会での賞金額も30億円超えと年々増え続けている模様。

世界ではこれだけの盛り上がりを魅せるDOTA2ですが、日本国内ではあまり高い知名度とは呼べないのが現状です。

国内のコミュニティーはしっかりと形成されているにも関わらず同ゲームジャンルのLoL(リーグオブレジェンズ)などと比べるとやはりいまひとつ盛り上がりに欠けているように思います。

だからこそ今からeスポーツを始める方、これから本格的にeスポーツに取り組んでいこうと考えている方にはおすすめしたいゲームタイトルです。

またゲーム自体の伸びしろも多く、プレイ人口が増え注目が集まれば国内での人気が爆発する可能性も大いにあるでしょう。

リリースから時間がたっているゲームを今更始めるのは・・・と思う方もいるかもしれません。しかしDOTA2は国内でメジャーと呼べるほどのゲームではありません。

そのためプレイヤーの人口も少なめ(国内では)。

これから先盛り上がる可能性のあるゲームを今のうちにプレイしておくことで人気が出てから始めるプレイヤーとの差をつけることが出来ることもおすすめしたい理由の一つです。

1. DOTA2ってどんなゲーム?

簡単に説明すると5vs5で戦い、「自陣の本陣を守りつつ相手の本陣を破壊したら勝ち」といういたってシンプルないわゆるMOBA系ジャンルの基本形。

100種類以上いるヒーロー(キャラクター)と4つのスキルをつかって戦っていきます。

100種類以上あるヒーローの組み合わせの良し悪しで試合に大きな影響を及ぼすのがDOTA2。

試合に勝つためにはチームシナジーを考えながらヒーローを選んでいかなければなりません。

操作難易度の高いヒーローも存在しますが、基本的にはPCゲームを触ったことある方であれば誰でも操作できる程度ではないでしょうか。

日本ではLoL(リーグオブレジェンズ)が一番メジャーなMOBA系ゲームですが、ゲーム性はとても近いと言えるでしょう。

またモバイルレジェンドなどのスマホゲームも近いゲームの一つです。

まだまだ歴史の浅いMOBAというゲームジャンルですが、最近では国内でも様々なMOBA系ゲームが台頭してきています。

それらの元祖とも呼べるDOTA2はMOBAの中でも複雑で選択肢も多く高い知識や経験を必要とされます。

2. 世界大会は大盛り上がり!DOTAの魅力とは

世界大会では大きな盛り上がりを魅せるDOTA2。

eスポーツタイトルの中でも代表的なタイトルになったこのゲームの魅力をここで紹介していこうと思います。

2-1. Free to Winにより初心者でも始めやすい

”Free to Win”とは、基本無料でプレイでき全く課金しなくても問題なくゲーム内で勝利できるようなゲームのことを言います。

分かりやすく言うと無課金でも大丈夫ということです。

更にDOTA2では初めから無料で100種類以上のヒーロ全てが使用可能なので、「このヒーロー使ってみたいけどまだ持ってないから使えない」という状況がないのも良い点の1つではないでしょうか。

ゲームを始めたばかりでも全てのキャラクターを使えるというのはとても助かります。

MOBA系のゲームは基本的にキャラクターの数が圧倒的に多くなかなか全てを集めるのには時間やお金がかかってしまうのが普通です。

課金要素はキャラクターの見た目を変えるスキンやトーナメントリーグの観戦券等のゲームの強さには全く影響しないもののみの販売になっています。

Free to Winとは対比の Pay to Win(課金した分ゲーム内で勝てるようになるゲーム) のゲームでは金銭的な問題でユーザー離れが起きやすいですが、自身の腕前のみで勝つことのできるFree to Winのゲームではそのような問題でプレイヤー人口が減らないのもゲームの勢いが落ちない要因の一つなのかもしれません。

2-2. アイテム、装備の多さ

DOTAではクリープ(LoLでいうミニオン)のラストヒットを取ったり相手ヒーローをキルすることででお金を稼ぐことができます。

このゲーム内で稼いだお金を装備アイテムに変えていくのですが、これがまた100種類以上とかなりの種類。

ヒーローによって相性の良い装備アイテムがあり、それらを適切に選んで装備していかなければなりません。

しかし場合によっては相手や味方の構成に合わせたアイテム選択をしていかなければならないときがあり、これには知識や経験が必要となってきます。

これだけみても多くの選択肢があることがわかるDOTA2。

「やっぱり難しそう」っと感じてしまいますがこの難しさこそが魅力であり一番の面白さと言えます。

最初のうちは1パターンのヒーロー選択とアイテム選択だったのが日に日に違った組み合わせ、パターンを覚える事でそのころにはこのゲームの魅力にどっぷり浸かっている状態になるでしょう。

2-3. キャラクターの多さ

ヒーロー(キャラクター)の多さもDOTA2の魅力の1つでしょう。

ヒーローが多いと言う事はそれだけ戦略の幅が広がるということ。

チームシナジーを考えたり、相手のヒーローに合わせたヒーローピックをしたりとヒーロー選択すらも頭を使っていかなければいけません。

100種類以上いるヒーローの中から自分のお気に入りを見つけるのも楽しみの一つ。

これだけの種類があればいくつかのヒーローはしっくりくると感じるものが見つかるはずです。

DOTA2にはキャリー、サポート、ディスエイブラー、イニシエーター、ジャングラー、デュラブル、ヌーカー、プッシャー、エスケープと様々なロール(役割)があり、ロールごとに使えるヒーローを練習しておくこともとても重要です。

各ロールのヒーローを使える様になる事でよりゲームを楽しむ事ができるでしょう。

2-4. 世界最大級の大会賞金

eスポーツの大会賞金額は年々どのタイトルも上がってきています。しかしその中でもDOTA2は毎年トップの賞金額を誇っています。

2019年の大会賞金額の上位をみてみると、

1位 DOTA2 - the International 2019 $34,330,069(約36億8千万円)

2位 Fortnite World Cup Finals 2019 - Solo $15,287,500(約16億4千万円)

3位 LoL 2018 World Championship $6,450,000(約7億円)

4位 PUBG Global Championship 2019 $4,000,000(約4億3千万円)

5位 Overwatch League - Season 2 Playoffs $3,500,000(約3億7千万円)

と、DOTA2が飛び抜けて高い賞金額なのがわかりますよね。

これだけ高い賞金額なのは世界で注目されており、盛り上がっているタイトルであると言う事です。


DOTA2がこれほど高額な大会賞金を可能にしたのは当然人気というのもありますが、様々な工夫がされているからです。

1つがゲーム内の課金アイテムの一部を大会賞金に当てるというもの。

大会の開催期間限定のアイテムを販売し、それらの25%を大会賞金にあてているそうです。

また、ただ限定アイテムを販売するだけでなくストレッチゴールと言う仕組みが採用されています。

こういった工夫や努力をすることで高い賞金を毎年更新していくことを可能にしています。

2-5. MODによる様々な遊び方

元々dotaというゲーム自体がWarCraft3と言うゲームのmodとしてユーザーによって作られたものでした。

そのためDOTA2でもmodを導入することで様々なゲームモードを遊ぶことができます。

最近ではDota Auto ChessというDOTA2のmodが流行しましたよね。

モバイル版になったり、LoLではTFT(チームファイトタクティクス)としてリリースされたりと何かと話題になっていたのできいたことがある方も多いのではないでしょうか?

こうした様々なゲームモードで遊べる事が1つのルール、1つのゲームモードでしか遊べないゲームと比べるとユーザーが飽きずに遊べる要因になっていると言えるでしょう。

また、これはDOTA2というゲームへの入りやすさにもつながります。

Auto Chessが流行ったことでそのままDOTA2を流れでプレイしてみようと思った方も少なくないはずです。

こうした入り口の広さ、遊び方の多さがDOTA2と言うゲームの魅力の1つです。

3. 日本国内で知名度が低めの理由とは?

国内ではまだまだ知名度が低く、同ジャンルのゲームであるLoLと比べるとやはり認知されていないのかなと感じてしまいます。

DOTA2では有志により日本語化されているため英語が苦手な方でもプレイしやすい環境ではあるのですが、やはり翻訳が正規のものでない分中途半端なのも事実。

また、キャラクターのグラフィックや挿絵がかなり海外特融なものなので日本人受けしにくいと言う点も大きく影響しているでしょう。

LoLも元々は海外チックなものだったのが最近はかなり日本人に受けやすいアニメチックなグラフィックや挿絵になってきています。

こうしたキャラクターデザインが苦手で入りづらいと言う意見は割と多く聞くので知名度の低い一番の理由になってしまっているかもしれません。

他にもMOBAというゲームジャンル自体が基本複雑なゲーム性に加えてDOTA2はその中でも特に難しい部類にあたると言われていることも理由の一つかもしれませんね。

4. まとめ

もともとMOBA系をプレイしたことがある、グラフィックに抵抗がなく複雑なゲーム性を楽しめる方にはぜひ一度プレイしていただきたいタイトルの一つです。

またこれからeスポーツを本気で取り組みたいと考えている方にもいいのかなと感じます。

eスポーツプレイヤーの賞金獲得額上位のプレイヤーはDOTA2のプレイヤーで埋まるほどの賞金ですから夢がありますよね。

ゲームタイトルで悩んでいる方は、ぜひDOTA2を始めてみてください。