Apex Legendsはパッドとキーボードマウスどちらが良いのか? 各メリットデメリットを解説!

公開日: 2025/8/27 更新日: 2025/8/27

2019年にリリースしてバトロワに革命をもたらした「Apex Legends」

リリースから5年以上が経過した2025年現在も多くのユーザーがプレイしていますが、本作で度々話題となるのが使用デバイス問題です。

パッド(コントローラー)のエイムアシスト問題はナーフも実施されたとはいえ、完全に無くなったわけではなく、現状のデバイスの優劣が気になる方も多いでしょう。

そこで本記事では、使用デバイスの優劣や恩恵が気になる方に向けて、キーボードマウス及びパッド双方のメリットデメリットを解説します。

1. キーボードマウスのメリット

https://picky-s.jp/gaming-device/

まずはキーボードマウスですが、バトロワに限った話ではなく、FPS系統のゲームと言えばキーボードマウスは鉄板のデバイスと考える方も多いでしょう。

パッドのようにエイムが補正されるわけではありませんが、キーボードマウスにもしっかりメリットはあり、メリットを活かせばパッドと遜色のないポテンシャルを発揮できます。

そこでここでは、キーボードマウスを使用するメリットを紹介します。

1-1. 操作設定の幅が広い

パッドの場合、ボタンやスティック数に限界があるため、最低限のキャラクターコントロールを行うのが精一杯ですが、キーボードマウスは違います。

任意のキーに好きな動作を割り当てられるだけでなく、マウスのサイドボタンまで細かく指定できるため、理想の操作感を追求できます。

同じ動作を2つのキーに割り当てたり、不要なキー割り当てを外すこともでき、ミスタッチによる誤操作を未然に防ぐことも可能です。

Apex Legendsは壁ジャンプやストレイフをはじめ、多彩なキャラクターコントロールを駆使するため、誤操作を防ぐキー設定を可能にできるのは大きなメリットと言えます。

1-2. キャラクターコントロールの自由度が高い

https://www.youtube.com/watch?v=DwmnS_lByTA

Apex LegendsはFPSやバトロワタイトルの中でもキャラクタースピードが速く、キャラクターコントロールを極めたプレイヤーの動きを捉えるのは至難です。

ただし、複雑怪奇なキャラクターコントロールを行う場合、複数のキーを正確且つスムーズに入力する必要があり、ボタン数が少ないパッドで行うのは不可能です。

ですが、キーボードマウスは自在なキー割り当てが行えるため、キャラクターコントロールで必須なキーを好みで割り当て、プレイテクニックを磨きやすいです。

壁ジャンプやストレイフ等の基礎的な技術だけでなく、空中制御&ストレイフのようなテクニックも努力次第で扱えるようになります。

エイムアシスト機能を持つパッドプレイヤーでも捉えるのは困難なため、相手のエイムを散らしながら正確なエイムを叩き込みに行けるのは最大のメリットでしょう。

2. キーボードマウスのデメリット

https://e-game.jp/eikyuhozonbanosusumedevice2021/

キーボードマウスでのプレイは複雑なキー割り当てを可能にし、理想のキー割り当てで高度なキャラクターコントロールを実現できます。

これはパッドでは実現が困難なメリットと言えますが、決してメリットばかりではなく、デメリットも抱えています。

キーボードマウスで好成績やランクアップを狙うなら、メリットを活かす意識だけでなく、デメリットが前面に出ない意識も重要です。

そこでここでは、Apex Legendsをキーボードマウスでプレイするにあたって、必ず把握しておきたいデメリットを解説します。

2-1. 自身のエイム力に左右される

https://automaton-media.com/articles/newsjp/apexlegends-s22-20240806-304622/

キーボードマウスは自在なキー割り当てにより、理想のキー配置で高度なキャラクターコントロールを可能にしてくれます。

ただし、自由度が広がるのはあくまでもキャラクターコントロールのみである点に注意。

FPS等のシューティングゲームをキーボードマウスでプレイする場合、敵に照準を合わせて撃つ一連の動作は全てマウスで行わなければいけません。

しかし、パッドのようにエイム補正が働くわけでは無いため、高度なキャラクターコントロールで翻弄できたとしても、エイムが追い付かないという事態もあり得るのです。

キーボードマウスの場合、エイムしやすい感度を自身で見つけ、トラッキングやフリック等の技術も努力で身に付けなければいけません。

エイム力が不足しているとメリットである「高度なキャラクターコントロール」も活きてこないため、エイムに自信が無い方はパッドが良いでしょう。

2-2. デバイスにコストが掛かる

これはゲーミングPC周辺機器(パッドを含む)に言えますが、FPSに適したゲーミングデバイスは一般的な製品よりも高額です。

大きな要因として入力時の反応速度や可変DPIなど、パフォーマンスと機能性を重視して設計されているためです。

パッドでもゲーミング仕様だと高額ではあるものの、パッドの場合は1台購入するだけで済むため、安価で済ませることもできます。

しかし、キーボードマウスでプレイする場合、キーボード+マウスどちらも購入しなければならず、コストが重なってしまうのが欠点です。

入力速度に特化したラピッドトリガーは3万円以上しますし、ワイヤレスでパフォーマンスに特化したマウスは1万円を軽く超えてきます。

なるべく安い組み合わせでも1万円以上は総合的に掛かるため、3千円~5千円程度で済ませられるパッドと比べるとコスパが良いとは言えません。

3. パッドのメリット

https://mediator-net.jp/apex-legends-controller/

パッド(コントローラー)はゲーム機での使用をイメージされる方も多いでしょう。

Apex LegendsはPS4/5でもプレイできるため、ゲーム機でプレイするならパッド一択ですが、PCでプレイする際はパッドorrキーボードマウスの2択から選ぶことになります。

キーボードマウスのメリットは前述しましたが、ここで気になるのがパッドを使用するメリットですよね。

そこでここでは、Apex Legendsでパッドを使用するメリットを解説します。

3-1. エイムアシストが強力

パッド(コントローラー)はキーボードマウスとは違い、限られたボタンやスティックを駆使して銃撃戦を行わなければいけません。

キーボード=キャラクターコントロール、マウス=エイムのように役割が独立しておらず、少ないボタンとスティックであらゆる操作を強いられるのです。

つまり、キーボードマウスと比べると実現できる幅が狭く、エイム視点移動もスティックで行うため、デフォルトだとマウスよりも追従しにくいです。

そこで活躍するのがパッドにのみ許された「エイムアシスト」であり、中心付近に敵を捉えていれば自然とエイムが追従してくれるという機能です。

100%完全に中心を捉え続けるわけではありませんが、トラッキングエイムが重要なApex Legendsにおいて、パッドのエイム力を十分に補完してくれます。

3-2. 好きな姿勢でプレイしやすい

https://mediator-net.jp/apex-legends-controller/

キーボードマウスでプレイする場合、右手のマウスでエイム操作を行いつつ、左手のキーボードで移動やキャラクターコントロールを行います。

マウスやキーボードはデスクの上に設置し、手を乗せる形で操作するのが基本ですが、集中状態に入ると前項姿勢になってしまう方も多いでしょう。

むしろ、「前項姿勢じゃないと思うようなパフォーマンスを発揮できない」という方も要ると思います。

ですが、パッドはコントローラーに左右の手を添える形で携帯するため、前項や後傾だけでなく、足を椅子に乗せるような姿勢でもプレイすることが可能です。

自身が一番モニターを視認しやすく、それでいてプレイにも集中できる姿勢を自由に選択できるのは大きなメリットと言えます。

また、常にラクな姿勢でいられるため、疲労が溜まりにくいという点も強みです。

4. パッドのデメリット

https://gaming-pad.com/controller/recommended-gamepad-for-apex/

パッドはキーボードマウスと比べ、エイムアシストという強力な補正が掛かるため、驚異的なエイム力を発揮できます。

また、集中状態でもラクな姿勢を維持しやすく、長時間プレイしても疲労が溜まりにくいです。

しかし、そんなパッドにも当然ながらデメリットはあり、キーボードマウスと比べて劣る部分も存在します。

ここでは、Apex Legendsをパッドでプレイするデメリットを解説します。

4-1. キャラクターコントロールに限界がある

https://maginodrive.jp/apex-legends/gungame

パッドはキーボードマウスとは違い、移動やジャンプなどの基礎的なコントロールも少ないボタンで実行します。

戦闘中の横移動や段差を飛び越えるためのジャンプなど、簡単な操作であればラクに行えますが、ストレイフ等の複雑なキャラクターコントロールには限界が存在します。

もちろん、工夫次第では難しいキャラクターコントロールもある程度は可能です。

しかし、空中制御からのストレイフ+射撃など、複雑なキャラクターコントロールを実行するのは困難です。

エイムアシストによる補正があるとはいえ、左右上下を駆使したキャラクターコントロールを行う相手の場合、エイムアシストを機能させることも至難となります。

キーボードマウスへの対抗策はキャラクターコントロールが最適解ですが、パッドによって制限されてしまうのが大きなデメリットと言えるでしょう。

4-2. 咄嗟の視点移動ができない

パッドはキーボードマウスとは違い、スティックを倒して視点移動を行うため、横や縦方向への滑らかな移動はマウスよりも得意と言えます。

ですが、Apex LegendsはバトロワやFPSタイトルの中でもキャラクタースピードが速く、正面から真後ろへ180度振り向きが要求されるシーンが多いです。

そんな状況に陥った際、パッドだと真後ろへ振り向くのに時間が掛かってしまい、振り向く間に倒されてしまうことも珍しくはありません。

もちろん、デッドゾーンや反応曲線等を調節すれば感度を上げることは可能ですが、それでもマウスの振り向き速度と比べると遅いです。

真後ろへの対応力が低いため、パッドでプレイするなら相手を常に正面に捉える意識が重要になります。

5. まとめ

キーボードマウスとパッド、どちらにもキャラクターコントロールとエイムアシストという強みがあるため、好きなデバイスでプレイしても十分に楽しめます。

どちらのデバイスでもマスターやプレデターランクに到達しているプレイヤーはいるので、自分が信じたデバイスでプレイ技術を磨くのがベストです。