https://www.capcom-games.com/megaman/exe/ja-jp/titlelist/

「ロックマンエグゼ」全体のストーリーを楽しみたい人は、シリーズ第1作の「ロックマンエグゼ（無印）」から順番にプレイすることをおすすめします。

ロックマンエグゼ（無印）には、シリーズを通して登場する重要なキャラクターも多く、後の作品のストーリーは全て「過去作の◯ヶ月後」を舞台としているため、過去作をプレイしていないと分からないストーリーも多くあります。

ロックマンエグゼシリーズ全体のストーリーを理解したい人は、必ずロックマンエグゼ（無印）からプレイするようにしましょう。


また、ロックマンエグゼ（無印）からプレイすることで、ロックマンエグゼシリーズの「システム面」での進化も感じることができるでしょう。

「実験的な作品」ということもあり、粗い部分が多く見られますが、それらの粗が後の作品で改善されていく様子を楽しむのも良いでしょう。

https://www.capcom-games.com/megaman/exe/ja-jp/titlelist/6/

ロックマンエグゼシリーズを対戦重視でプレイしたい人は、「ロックマンエグゼ6」をプレイすることをおすすめします。

ロックマンエグゼ6は「グレイガ」と「ファルザー」の2バージョンが配信されていますが、バージョンごとの格差が少なく、しっかりと差別化が図られています。

また、ロックマンエグゼ2やロックマンエグゼ3で見られた「ぶっ壊れプログラムアドバンス」やロックマンエグゼ（無印）で多く見られた「ぶっ壊れチップ」が少ないのも良い点です。


「獣化」「クロスチェンジ」といった変身システムも充実しており、変身のタイミングや対応方法など、チップ以外の駆け引きも豊富に用意されています。

また、ロックマンエグゼ アドバンスドコレクションでは導入しやすくなった「改造カード」によるロックマンの強化も戦略の幅を更に広げることになるでしょう。


逆に言うと、他のシリーズに比べると非常に複雑な作品とも言えます。

初めてロックマンエグゼシリーズをプレイする人はロックマンエグゼ（無印）かロックマンエグゼ2辺りからプレイを始めると良いでしょう。

https://www.capcom-games.com/megaman/exe/ja-jp/titlelist/4/

ロックマンエグゼ4はストーリーモードは賛否両論ですが、対戦環境はロックマンエグゼ6に次ぐバランスの良さです。

変身システムの「ソウルユニゾン」や、「フルシンクロ」の駆け引き、「壊れチップの少なさ」などから、戦いが一瞬で終わるといったことは無いでしょう。

また、ロックマンエグゼ6と同様に改造カードの存在から発売当時よりも戦略の幅が広がる可能性があります。

また、「ダークチップが使える」という点はロックマンエグゼファンには一定の需要があるでしょう。

しかし、ロックマンエグゼ4の対戦バランスはロックマンエグゼ6ほどは優れていません。

それは、「バージョンによる格差」にあります。


登場するチップ、ソウルユニゾンが「レッドサンの方が優秀」なのです。

すなわち、「ブルームーンを選択しているだけで少し不利」になってしまうのです。

もちろん、ブルームーンにも魅力的なチップ・ソウルユニゾンはありますが、対戦環境だけで考えると、どうしてもレッドサンに一歩劣る印象です。

「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」には「ロックマンエグゼ」シリーズのナンバリングタイトル全10作品が収録されています。

プレイすべきタイトルは、その人のプレイスタイルによって変わります。

ストーリー重視の人：ロックマンエグゼ（無印）から順番にプレイ。

対戦重視の人：ロックマンエグゼ6をひたすらやり込む。


また、海外のMOD製作者が既にロックマンエグゼ6のテキストデータを分析・書き換えすることに成功しています。

Steam版でMODの導入を期待している人も、ロックマンエグゼ6をプレイしておくと良いかもしれません。