VALORANT デュエリストに要求される役割とは? 強みと弱みを解説

公開日: 2025/2/24 更新日: 2025/1/29
https://note.com/architectyan/n/n36db61d4458b


VALORANTのエージェントにはイニシエーター/コントローラー/センチネルなど、多用なロールが存在します。

中でもデュエリストはキルに特化したアビリティが特徴であり、プロシーン等では先陣を切って戦うイメージを持つ方も多いでしょう。

しかし、実際に自身がデュエリストを運用する際、デュエリストの細かい役割や立ち回りで悩むこともあると思います。


そこで本記事では、VALORANTにおけるデュエリストの役割、強みや弱みも合わせて解説します。

1. デュエリストの役割


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まずはデュエリストの役割についてです。

イニシエーターは索敵、コントローラーはエリア確保、センチネルはエリア防衛に特化しており、デュエリストはキル性能に特化したロールです。

しかし、キル性能が高いからと雑に扱っても本領は発揮できず、チーム戦におけるデュエリストの役割を理解するのが大切になってきます。


そこでここでは、デュエリストが担う役割を解説します。

1-1. 先陣を切ってヘイトを買う


https://media.2play.game/valorant/duelist/

デュエリストの特徴の1つとして移動性能の高さがあり、ジェットのテイルウインドやネオンのハイギアがこれに該当します。

これらのアビリティは通常移動の比にならない高速移動が行えるため、敵が待ち構えるところに踏み込む際に効果を発揮してくれます。

ジェットはクラウドバースト、ネオンはファストレーンで視界を遮ることもでき、先陣を切って踏み込んでも生存率が高い点も強力です。

レイナのリーアは広範囲にフラッシュ効果を与えつつ、レイナがキルを獲得すればHP回復or短時間の無敵移動が行えます。

各デュエリストのアビリティを駆使し、先陣を切ってエリアに突入すれば敵のヘイトを受けられるため、後続がヘイトを受けずに侵入することが可能です。

常にデュエリストがキルを取り続ける必要はなく、味方の活路を開くタンク役でもあるという点を理解しましょう。

1-2. 積極的にキルを狙いに行く

ジェットはテイルウインド、レイナはディスミス、レイズはブラストパックというように、デュエリストは移動や回避能力の高さが特徴です。

これらのアビリティは危機を察知した際の緊急離脱として非常に有用であり、クロスを組まれたとしても上手く扱えば高確率で生存できます。

つまり、キルを獲得→移動アビリティで離脱という流れが可能であるため、デュエリストは敵が居そうな位置へ積極的に勝負を仕掛けに行けます。

勝負を仕掛けてキルが取れなかったとしても、生存ができれば情報を得て帰ってこれるため、敵の狙いや攻めてくる場所が予測しやすくなります。

アビリティを使わず、直接情報を取得しに行けるロールはデュエリストのみのため、キル+情報取得を狙って積極的な勝負を意識しましょう。

2. デュエリストの強み


https://www.sportskeeda.com/valorant/how-find-perfect-role-valorant


デュエリストはその名の通り、撃ち合いが発生した際に有利に働きやすいアビリティを保有しています。

これらのアビリティがデュエリストにとっての強みですが、アビリティを正しく理解して使えなければポテンシャルを発揮することはできません。

そこでここでは、デュエリストを運用して勝利を目指す方に向けて、デュエリストの強みを解説します。

2-1. アビリティ使用時の生存力が高い


https://media.2play.game/valorant/duelist/

デュエリストは移動能力の高さに加えてもう1つの強みを秘めており、それが「生存力の高さ」です。

例えばアイソは移動スキルが無い代わりにシールドを展開でき、レイナはキルを獲得すれば回復or無敵移動が行えます。

上記のようなアビリティの特徴が生存力の底上げであり、デュエリストのもう1つの強みです。

アイソはあらゆるダメージをシールドで防げるため、オペレーターが構えるようなポジションでも積極的に勝負を仕掛け、キル+生存狙いが可能です。

レイナもキル獲得で回復して継戦できたり、無敵移動で安全圏まで退避できる高い生存力を秘めています。

生存力の高さは人数有利状況を作りやすく、時間稼ぎにも効果的なので、デュエリストを運用する際は可能な限り生存することを意識しましょう。

2-2. ショットガンとの相性の良さ

ショーティ/ジャッジ/バッキーなど、通常ショットガンはショートレンジでしか本領を発揮できず、運用が難しい武器です。

理由として最大ダメージを出すためには至近距離に近づく必要があり、ダメージが出せるショートレンジの状況を作りにくいからです。

ですが、デュエリストはスモークや移動速度が速いアビリティを持っているので、敵の懐に潜り込んでショートレンジに持ち込めます。

スモークやフラッシュ、さらにはダメージアビリティを駆使して敵を分断し、ショーティ等で素早く確実なキル狙いが可能です。

ただし、常にショートレンジに持ち込もうとすると容易に対策されてしまうため、エコラウンド等で意外性を見せる意味で狙うのがベスト。

2-3. アルティメットアビリティが強力


https://www.4gamer.net/games/482/G048234/20220107118/


デュエリストは先陣を切ってエントリーしたり、積極的なワンキルや情報取得の狙いやすさが強みですが、これらを支えているのが強力なアルティメットです。

アルティメットアビリティはコストが掛かるので常に運用できず、「どうして強力なのか」と疑問を抱く方もいるでしょう。

デュエリストのアルティメットアビリティはキル特化型ですが、エージェントによってさまざまな利点を秘めています。

ジェットはブレードストームでエコラウンドでもフルバイ相手と同等に戦えますし、レイナはエンプレスで使用ラウンド中は常に有利な撃ち合いが行えます。

ネオンのオーバードライブはプレッシャーを与えやすく、フェニックスのラン・イット・バックは撃ち負けを気にせずにキルや情報を取得可能です。

デュエリストの特性にアルティメットも左右されますが、どれも強力なアビリティなのでタイミングを見極めて運用しましょう。

3. デュエリストの弱み


https://www.zleague.gg/theportal/all-valorant-roles-a-valorant-class-guide/


デュエリストはキルや生存に特化したアビリティを駆使し、積極的なワンピックや位置等の情報を取得しやすいロールです。

タンク役としても十分なポテンシャルがあり、味方をサイトまで誘導することも可能ですが、決して強みだけを有しているわけではありません。

当然ながら弱点となる部分も存在しており、デュエリストで勝利を掴むためには弱点を理解し、強みを活かす立ち回りが重要です。

そこでここでは、デュエリストの弱みを解説します。

3-1. エイムやテクニックに依存しやすい


https://www.famitsu.com/news/202006/02199536.html


デュエリストはキルや継戦能力に長けたアビリティを保有していますが、とりあえずアビリティを使えば良いわけではありません。

キル性能の高さを活かすには自身のエイム力が必須ですし、生存や継戦能力を生かすにはキャラクターコントロール等のテクニックが必要です。

ジェットはエントリー先でスモークを展開できても展開時間は短いため、味方からのカバーが貰えるまでは1vs複数に耐えなければいけない局面もあります。

レイズやネオンも同様であり、デュエリストそれぞれの異なる特徴をキルや生存で活かすためにはエイム力とテクニックが高水準で要求されるのがデュエリストです。

エイム力は毎日VALORANTやエイム練習を実施して地道に磨くものですし、エージェントへの理解や上達も同様です。

一朝一夕で身に着けるのは困難なため、デュエリストでの活躍を目指すなら実践をひたすら繰り返してエイムとテクニックを磨きましょう。

3-2. デス数が増えやすい

デュエリストはエリア取りの際に先陣を切るのが役割であり、味方が進行するための活路を切り開かなければいけません。

要は味方のために敵のヘイトを受けるタンク役であり、ファーストキル&ファーストデスが増えやすいロールと言えます。

ただし、注意点としてファーストキルは個々のエイムに依存しやすく、エイム力が足りていないとファーストデスのみが増えやすいという点です。

0キルでデスしても味方がエリアを取れていれば役割を果たせていますが、自身のキル数に対してデス比率が高いとモチベーションの低下に繋がるケースもあります。

デュエリストで勝利を掴むなら、高水準のエイム力を身に着ける目標を持ちつつ、デスが増えても落ち込まない精神力も大切です。

4. まとめ

デュエリストはキルに特化したアビリティや生存力の高さが強みですが、ポテンシャルを活かすためにはエイム力やテクニックの向上が必須です。

また、タンク役でデスだけが増えてしまいやすいため、落ち込まずに地道な上達を目指せるメンタルを持ちましょう。