2D対戦格闘ゲームにおける効率的な暴れ行動をしっかりマスターしていきましょう!

公開日: 2023/6/19

2D対戦格闘ゲームにおいて暴れ行動は重要です。

起き上がりに無敵対空技をぶっぱなすのも暴れ行動として時には重要です。

通常技での暴れ行動や投げ暴れなど色々な行動があります。

対戦してて暴れ行動をしてこない相手って戦いやすいと思った事ないですか?

奥が深い暴れ行動を押さえていきましょう!

1. 暴れ行動の意味を理解していきましょう!


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暴れ行動とは、基本的に自分が不利な状況にも関わらず、相手の次の行動を咎めるべく攻撃していく事です。

初心者同士の戦いでは強力な武器となる行動だが、上級者同士の戦いでも結局暴れが勝負を決めたりするので侮れないです。

上級者同士になると攻めも厳しいので、しっかり暴れていかないとむしろ不利になる事も多いです。

密度の濃い強力な連係などに無敵技などで暴れる事によって安易にその連携を使わせないという選択肢を与える事が重要です。

読み合いに持っていき安易に流れを渡さないようにしていきましょう!

1-1. 暴れには色々な種類があります!


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格闘ゲームにおいて攻防中に、暴れという強力な選択肢が生まれます。

相手の攻撃の隙間に発生の早い技や無敵のある技を出して迎撃する事が重要です。

割り込みに近い意味に見られがちだがちょっと違うとも思いますね。

ストリートファイターⅤのリーグを見てるとここぞという所での無敵技暴れはかなり印象的でした。

ウメハラさんのウメサマーのヒット率の高さは誰もが驚くものだったと思います。

一般的に無敵技暴れのイメージは当たるか外れるかの50%でぶっ放すという所がありますよね。

でもぶっ放し系の暴れは50%ではダメという事ですよね。

相手の行動やクセを熟知して無敵技暴れが通る確率を上げる事が重要です。

もう少し詳しく話すとすると、崩しに来る相手が発生の遅い技で来る場合、それに対して発生の早い技や無敵のある技で先に潰してしまおうという行動が暴れです。

連続ガード時には使うのではなく、ガードの後など不利状況で、相手が発生の遅い中段などや投げで崩してくるときに、先に弱攻撃や投げなどで相手を攻撃して不利から有利に変える行動です。

1-2. いかにリスク少なく暴れていけるかを考える


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特に初心者、中級者の頃はガードばかりをしていても事態が好転しないということもあって、この暴れに頼ることが多くなります。

というよりは、ひよってぶっ放してしまうというイメージですよね。

運ゲーに持っていかないようにしていく事が重要です。

考えて暴れないと先が薄いと言う事も理解しておきたいですね。

1-3. 無敵技以外の暴れも考えていきたい所


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ガード中に弱ボタンを連打しているというのも暴れの一つですよね。

KOFではガード中に強パンチを押しておく事で投げ暴れを仕込む事も出来ます。

この投げ暴れは早出しジャンプ攻撃を投げたり出来るので防御手段として有効です。

勿論それ以前に引き付けて技を出させないように牽制や対空など布石は必要です。

暴れという行動は前述の通り、相手が有利な状態で攻撃、つまり無防備な状態をさらすということでもあるので、非常にリスクの高い行動でもあります。

ただ前述の投げ暴れの様にリスクの低い暴れがあると言う事も覚えておきましょう!

自分が有利な状況でもほんの少し攻撃が遅れるだけで、発生負けが起きたりで負ける事もあります。

暴れはさらにそこから不利な状況で技を振ることになります。

最速でなければ暴れとして成り立たなくなることもあります。

思いっきりの良さも重要と言う事ですね。

暴れというのはハイリスクな細い選択肢を通すように考えなければならないという慎重な部分があります。

2. 最速で行動するという思い切りが重要


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どういう場面が暴れに向いているか考えてみましょう!

基本的に不利な状況である以上、相手の行動に合わせてやる必要があるので一概には言いにくいですが、強い行動はある程度決まっているので、そこをまずは狙ってみましょう!

狙いどころの一つに中段による崩しがありますよね。

中段技は基本的に発生が遅いので、相手が有利な状況で狙ってくることが多いです。

とは言え発生の早い技なら十分割り込めます。

ここは暴れるチャンスと言えそうですよね。

相手との距離が離れた時も暴れポイントと言えますね。

攻撃をガードしているとノックバックで徐々にキャラの距離が離れていき、いつまでも連続ガードさせるようなことはできなくなっています。

つまり固めている攻撃側はどこかで距離を詰めるためにダッシュをしたり前ジャンプをしたり移動を伴う行動を取る必要がある。

そのタイミングで暴れるというのも、ありですよね。

攻撃後の硬直差で不利であっても暴れるチャンスが生まれれば狙って行きたい所です。

ただ上級者はそこを熟知してるので安易な後ろジャンプやバックステップ、無敵技をしっかり読んできます。

そこは読み合いになりますね。

2-1. 今回のストリートファイターⅥは新たな割り込みポイントが目白押しとなりそうですね


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本来は距離が離れているという事はほとんどのゲームで発生が早く設定されている弱攻撃や投げは届かないです。

つまり長いガードの後に考えもなく暴れると攻撃が届かないということになり、その硬直に相手の攻撃を食らってしまうということになってしまいます。

今回のストリートファイターVIにはドライブラッシュが存在します。

暴れを読まれてドライブラッシュを仕掛けられると手痛い一撃を喰らう事になります。

上のような状態で行う場合は暴れというよりも差し合いに近いとは思いますが、対戦中に使う意識としては暴れに近い思考とも言えますね。

3. 暴れつぶしも覚えていきましょう


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自分が攻め入って、相手を固めている時、相手の小パンチや小キックなどで暴れられると攻めにくいですよね。

それは自分の固めパターンが単調で読まれて、簡単に「隙間で暴れてくる」状態と言えます。

経験を積んできていると「暴れ潰し」を覚える時期にも差し掛かっています。

そもそも暴れとは、色んな種類がありますが「ガードの間に小技や昇竜で割り込むこと」を言います。

相手が昇竜で割り込んでくる場合にはそれを読んでガードするのが良いでしょう。

多くの昇竜は、攻撃が当たらなかったりガードされた場合に特大の隙があるように設定されています。

そこへ大ダメージコンボを叩き込むのが、昇竜を使う相手への最も効果的な対処と言えます。

ストⅤの様にカウンター扱いになって大ダメージのチャンスにも繋がります。

ガード中に昇竜を仕込み続けているということが分かっている時は、わざと攻撃の手を止めることで相手の昇竜を誘発させて、それをガードするという手法もあります。

これには対戦相手を観察する能力が要求されます。

3-1. 小技(小パンや小キック)で暴れてくる相手


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では小技で暴れてくる相手にはどう対処するべきでしょうか。

昇竜と同じく、読んでガードをしたとします。

この場合、相手はその小技を起点に攻撃に移行できるため、攻めのターンは相手に移行していると言えます。

これを防ぐには、相手の「暴れに対して勝つ技を振る」ことが重要になります。

ここの選択肢は様々です。

⓵昇竜を振る

ハイリスクローリターンです。

相手はガードをしているので、そのタイミングで暴れていないと昇竜をガードされてしまい手痛いコンボを受けてターンが入れ替わります。

またゲームとキャラにもよりますが、昇竜から大きなダメージをとることは難しく、結局仕切り直しになることもあります。

勿論読めれば、相手の小技にはほぼ確実に勝つ事が出来て強力です。

⓶遅らせて技を出す

一般的な暴れ潰しで、最も簡単なものは「小パンを刻んで止め、一瞬の間を開けてからもう一度小パンを出す」という方法。

この一瞬の間の取り方次第では、連続ガードになってしまったり、逆に相手の暴れが通ってしまったりします。

KOFだと中ジャンプや小ジャンプがある為、連続ジャンプからの攻めを小技で咎める事が出来ます。

⓷発生は遅いが暴れの通らない技を振る

これはできるキャラが限られています。

これが可能なキャラは、該当する技を固め連携に組み込むことで、自然に暴れを潰すことができます。

もちろんそれを知っている相手はその暴れ潰しにはかかりませんが、それはガードを強いていることを意味しています。

これはフレームの知識があるとわかりやすいです。

⓸相手の攻撃が届かない距離から攻撃する 

格ゲーにはノックバック(攻撃をヒットさせると自分が後ろに下がり、距離が離れる効果)があり、自然と相手との距離が離れてしまいます。

そこでそれを利用し、リーチが長めかつ発生がやや遅い技を使用することで相手の小技を潰すことが可能です。

ゲームによっては、ガード時にジャンプキャンセル可能技を持つキャラであれば、ジャンプキャンセルをしてジャンプ攻撃を使用することで暴れを潰すことができます。

暴れ潰しとして機能する技をチェックしておくことが大事です。

判定や技のモーションによって、暴れ潰しとして機能しないケースもあります。

3-2. 暴れを潰して新たな選択肢も通る様に


https://www.famitsu.com/matome/kof-xv/guide01.html


上記の様に相手の暴れを潰していけばこちらの選択肢も増えてきます。

ストⅤでプロリーグがありましたが有名プレイヤーである、ウメハラ選手が見せた歩き投げは盛り上がりましたよね。

画面端でダウンして攻められるところを、逆に前に歩いて行って投げるというの行動は読み合いの極みですよね。

こういう思い切った選択肢は特に一発勝負の大会で有効ですよね。

4. 暴れのタイミングを覚えて相手に攻めにくいという印象を持たせる


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暴れの基本的な攻防を覚えておくことで、試合中に考えながら動くことができるようになります。

相手がこういう行動を取ってきたからこう返そうというのを考える事が出来れば勝率は当然上がってくるはずです。

例えばKOFの様に投げ暴れが強いゲームだと技の早出しに対して投げを差し込むことが出来、投げボタンで上に強い技を出す事も可能です。

そんな風に考えながらキャラを動かすことで、より一層格闘ゲームを楽しんでいきましょう!