オーバーウォッチでDPSを使って勝てない人の特徴と対策【Overwatch2初心者向け記事】

公開日: 2024/7/31 更新日: 2024/6/11

オーバーウォッチ2では最も簡単に勝つ方法は相手をキルし続けることです。

相手にダメージを与えてキルを確実に取ることで、相手が何もできない時間を作り出せるため、どのゲームモードでも勝てるようになります。


敵をキルする際に重要になるのが、DPS(ダメージ)の存在です。

DPSがダメージを出し、キルを取り続けることで、相手との人数差を生み出し、ゲームを勝利に導けます。

ただ、DPSの経験が少ない人がプレイしてしまうと、役割を全うできず、相手に押し切られてしまうことでしょう。


この記事ではDPSを使っても勝てない人の特徴とその改善方法についてご紹介します。

この記事を読めば、DPSを使ったときに何を意識すればよいのか分かるようになり、キャリーできるDPSに近づけます。

1. DPSとは?オーバーウォッチ2における役割の解説


DPSはオーバーウォッチ2におけるロール、「ダメージ」のことです。

「ダメージ」のことをDPSと呼ぶのはシンプルにロールとして認知されているからです。

むしろ、「ダメージ」はロールよりも、ダメージ数や被ダメージと言葉が被るため、ややこしくかんじてしまいます。


DPSは、敵チームに対して大きなダメージを与えることが主な役目。

耐久力の低いヒーラーやDPSを素早くキルし、試合の流れを有利に進めることが重要です。


しかし、単にダメージを出すだけでなく、チームとの連携や戦術的な立ち回りがなければ、ダメージを出せずに倒されてしまいます。

耐久力の高いタンクやサポートに比べると難易度の高いロールと言えるでしょう。

2. ダメージの出せないDPSプレイヤーの特徴


オーバーウォッチ2でDPSとして活躍するためには、ダメージを出し続けることとキルを取ることが求められます。

ダメージを出せないDPSプレイヤーには6つの共通点があります。

2-1. 位置取りが悪い


1つ目は位置取りが悪いことです。

耐久力の低いDPSが敵陣のど真ん中にいたら、どんなにエイムが上手でもダメージを出せません(リーパーのウルト中は別)。


まず、タンクよりも前に出てしまうことは避けましょう。

DPSは自衛スキルをもっていることが多いですが、集中して狙われ続けると身が持ちません。

一人でキャリーできるような性能は持っていないので、前に出すぎないようにしましょう。


次に、味方との連携が取れていないプレイヤーも位置取りが悪いと言えます。

DPSは高い攻撃力を持っていますが、耐久力が低いため、味方のサポートが必要不可欠です。

ソルジャーのように、回復スキルがあって、移動スキルを早くできるなら、多少、味方から離れても問題ありませんが、それ以外のDPSは味方がカバーできるような位置にいなければ、倒されやすくなってしまいます。


また、マップの特性を理解していないことは大問題です。

マップを理解していないと、どこが強い場所なのかわからず、無意識に不利な立ち回りをしてしまいます。

例えば、高所から敵を狙う、敵がよく通るルートでハラスするなど、マップの特性を最大限に活かすことが重要です。

2-2. エイム力不足


2つ目はエイム力が足りていないことです。

どのFPSにおいてもエイム力は非常に重要な基礎スキルです。

エイム力が不足していると、どんなに優れた位置取りをしていても、ダメージを効果的に与えることができず、敵を倒せません。


DPSは他のロールよりエイム力が重要です。

特に一発の威力が高いハンゾーとウィドウメーカー、アッシュはもちろんのこと、ヘッドショットを狙いたいソルジャーやソジョーンも正確なエイムが必須。


エイム力に自身がないなら、ファラやジャンクラットがおすすめです。

これらのヒーローは正確なエイムより、相手にとって嫌な位置に弾を撃つことが重要となるため、立ち回りだけでなんとかなったりします。

2-3. ヒーローの選択ミス


3つ目はヒーローの選択ミスです。

具体的にはチームやマップに合ったヒーローを選択できているかどうかということ。


まず、敵チームや味方チームの構成を考慮せずに、ヒーローをピックするのはおすすめしません。

使い慣れたヒーローを選ぶのは悪いことではありませんが、苦手とする相手が一緒のヒーローを選択してしまうと、相手に大きな有利を与えてしまいます。

例えば、敵チームにラインハルトやルシオ、メイといった接近戦を得意とするヒーローが多い時、トレーサーやゲンジを使ってしまうと、苦戦を強いられてしまいます。


また、マップに適したヒーローを選ばないことも選択ミスの一因です。

例えば、狭い場所が多いROUTE 66やWATCHPOINT:GIBRALTARでは、遠距離から狙撃し続けるのが難しいため、ハンゾーやウィドウメイカーは長所を活かしきれません。

2-4. チームとの連携不足


4つ目はチームとの連携不足です。

DPSが高いパフォーマンスを発揮するためには、チームとの連携が不可欠です。

連携が取れていないDPSは、個々のスキルが高くてもチーム全体の勝利に貢献することが難しくなります。


まず、単独で敵陣に突っ込んでしまうようなことはやめましょう。

このゲームは体力が多く、一人で敵を倒しきるのは難しいです。

味方のカバーが合ってこそ、DPSの本領が活かされるので、味方がカバーできない位置にいるのはおすすめできません。

2-5. ウルトの使い方が効果的でない


5つ目はウルトの使い方が効果的でないことです。

ウルトは一発逆転の力を持つ強力なスキルであり、適切なタイミングで使うことで敵の人数を大きく削れます。

しかし、ウルトの使い方が効果的でない場合、そのポテンシャルを十分に活かしきれません。


まず、ウルトを無駄に使ってしまうことは避けましょう。

例えば、敵が少数しかいない場面や、すでに味方が優勢な状況でウルトを使用すると、その効果が最大限に発揮されません。

ウルトは試合の流れを変えるほどの力を持っているため、敵チーム全員が揃っている場面や、チームが不利な状況を打開するために使うべきです。

無駄打ちは、ウルトのチャージが溜まるまでの時間を無駄にし、次の重要な局面で使用できなくなってしまいます。


次に、ウルトのコンボを考慮しないことも問題です。

例えば、ザリアのグラビトンサージとファラのバレッジを組み合わせることで、大量の敵を一気に殲滅することが可能です。

しかし、他のプレイヤーのウルトの状況を確認せずに単独でウルトを使用してしまうと、相手をキルするほどダメージを与えられなくなります。


また、ウルトを温存しすぎることは避けましょう。

ウルトを一度も使わずに試合が終わってしまうことは、そのヒーローの良さを活かしきれていないということです。

ウルトが溜まったら適切なタイミングで使用し、その後再度チャージすることを考えるべきです。

2-6. ダメージだけ与えてキルが取れてない


ダメージを与えることはもちろん重要ですが、それ以上にキルを取ることが重要です。

ダメージだけを与えてキルが取れていないプレイヤーは、結果的にチームの勝利に貢献しづらくなります。


ダメージを与えるだけでキルが取れないプレイヤーは、味方とのフォーカスが合っていない場合が多いです。

例えば、耐久力が高いタンクヒーローばかり攻撃していても、時間がかかるだけで簡単に倒すことはできません。


一方で、ヒーラーや低耐久力のDPSヒーローを狙うことで、効率よくキルを取ることが可能です。

DPSはキルすべきロールの優先順位を理解し、素早くキルすることが求められます。

3. ダメージを出せないDPSプレイヤーの改善方法


ダメージを出せないDPSから味方をキャリーするDPSに変わるには、これから紹介する3つのことを意識する必要があります。

3-1. エイム練習


1つ目がエイム力の向上です。

エイム練習ツールAimlabsやKovaaK's Aim Trainer等でエイム力を鍛えるのも良いですし、オーバーウォッチ2のトレーニングモードを活用するのも良いでしょう。


エイム力を上げるにはまず、感度設定を自分に合ったものに調整します。

高すぎるとコントロールが難しくなり、低すぎると素早いエイミングが困難になります。


次に、ヘッドショットを狙う練習を重点的に行いましょう。

定点でのエイムができるようになれば、試合でも大きく影響が出てきます。

エイム力トレーニングをして、基礎的なエイム力を鍛えましょう。

3-2. ヒーローのスキルを理解する


2つ目はヒーローのスキルを理解することです。

まずは、スキルセットを把握し、それぞれのスキルのクールダウン時間や効果を熟知しましょう。

例えば、相手にD.vaがいる場合、ディフェンス・マトリックスによって、ファラやジャンクラットの爆弾やミサイルを無効化されてしまいます。


相手にD.vaがいる場合は、狙う標的を変えるか、DPSのヒーローを変える必要があります。

それか、ディフェンス・マトリックスを使った後に攻撃するようにしましょう。

3-3. 味方がカバーできる位置を意識する


3つ目は味方がカバーできる位置を意識することです。

味方のサポートが近い場所を選び、敵の攻撃を避けつつ効果的に反撃できるポジションを取りましょう。

タンクやサポートの近くに位置することで、援護を受けやすくなり、安全にダメージを与えられます。


例外としてソンブラの場合、敵の視線を避けながら攻撃する必要があるため、変わった立ち位置を求められます。

相手をハッキングした後にステルスがバレて、攻撃されないように立ち回りましょう。

4. ダメージの出せるDPSになるには知識と練習が重要

オーバーウォッチ2において、DPSはチームの勝利に直結する重要な役割です。

ダメージを出せないDPSは、位置取りの悪さ、エイム力不足、ヒーローの選択ミス、チームとの連携不足、ウルトの使い方が効果的でないといった共通の課題を抱えています。


これらの課題を解決するには、知識と練習を積み重ね、実戦での経験を通じてスキルを磨くことが重要です。

味方をキャリーできるDPSになれるように日々、スキルアップしていきましょう。