
ストリートファイター6 ドライブパリィとは?メリットデメリットを解説
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1462404.html
ストリートファイター6にはドライブシステムが採用されており、ドライブゲージを使用して強力な技を発動させることが可能です。
攻めで強力なのがドライブインパクトですが、守りで強力な技がドライブパリィです。
しかし、ドライブインパクトよりも優先させるべきなのか、貴重なゲージを消費して打つべきか、しっかり理解したい方も多いと思います。
そこで本記事では、ドライブパリィの概要を解説しつつ、メリットデメリットも紹介します。
1. ドライブパリィとは

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/column/detail/effects003
ドライブパリィは技名にドライブと付いている性質上、ドライブゲージを消費した特殊技という認識は持たれていると思います。
しかし、使用した際に具体的に何が起こるのか、ゲージをいくつ消費するのか、中には詳細な理解を得られていない方もいるでしょう。
そこでここでは、ドライブパリィの発動条件をはじめ、基本的な部分を解説していきます。
1-1. ドライブゲージ0.5本を消費
ドライブパリィはドライブインパクト等とは異なり、発動事態で消費するドライブゲージは0.5本と安めです。
ただし、瞬間的に発動する際のゲージ消費量が0.5本であるという点に要注意です。
ドライブパリィはコマンドを入力し続けていれば、ドライブゲージが続く限り継続できる特殊技になります。
最低消費量がドライブゲージ0.5本であり、発動中は継続的にゲージが減り続けるため、多用するなら徹底したゲージ管理が必要になります。
1-2. ガードでドライブゲージが回復する
ドライブパリィは発動中に相手の技をガードした場合、ガード判定やフレーム自体は通常ガードと変化がありません。
ですが、ドライブパリィ中に相手の攻撃をガードするたびにドライブゲージが回復するため、上手く扱えればゲージをコントロールしやすいです。
2秒~5秒とドライブパリィを発動し続けるのは弱いですが、相手の多段技に合わせて発動できればゲージの大量回復を狙っていけます。
ただし、ドライブパリィの継続に応じてゲージも継続的に消費するため、上手く回復を狙うには相手の技に対する読みや見極めが必要にもなります。
1-3. 1フレーム目のガードはジャストパリィ判定

https://kamigame.jp/streetfighter6/page/265445436234426966.html
ドライブパリィは通常ガードと同様の判定が基本ですが、ドライブパリィ発動から1フレーム以内であればジャストパリィが発動します。
ジャストパリィ中はスペシャルアーツを除き、ほぼ全ての技を受け流せるだけでなく、大幅なフレーム有利を得られます。
ジャストパリィが成功すれば大ダメージコンボへの先駆けとなるだけでなく、ゲージ消費もほぼ無しで戦況をひっくり返すことも可能です。
ただし、発動に時間が掛かる投げ技はジャストパリィのタイミングをズラされやすく、投げ技圏内の距離感で見合っている際は警戒する必要があります。
1-4. ドライブラッシュに繋げられる

https://midaneko.com/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%886%E3%80%91%E5%BC%B7%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E5%BF%85%E9%A0%88%EF%BC%81%E6%9C%80%E9%80%9F%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83/
ドライブパリィは通常ガードよりも強力なガード技という性質を持ちますが、それだけではありません。
ドライブパリィのコマンド入力中にダッシュ入力を加えることで、ドライブラッシュへと派生させることが可能です。
ドライブパリィで相手にガードをチラつかせつつ、ドライブラッシュに切り替えて攻めるきっかけを作り出せます。
ただし、ドライブラッシュは最低1ゲージを消費するため、ドライブパリィ→ドライブラッシュを狙うならゲージに余裕があるタイミングで狙うように心掛けましょう。
2. ドライブパリィのメリット

https://hotondo.work/archives/sfvi-drive-parry.html
ドライブパリィで戦況を動かしたり、相手よりも有利な状況作りを狙うにあたって、技のメリットをしっかり把握しておくのが大切です。
メリットを理解しておくことで使用タイミングを見極めやすく、ドライブパリィを効果的に運用できるためです。
そこでここでは、ドライブパリィを実践で使用するメリットを紹介します。
2-1. ガード時にドライブゲージを回復

https://reiketsu.net/sf6/drive_system/
ドライブパリィはドライブゲージ消費量が最低0.5本と少なく、ゲージを気にせずに多用しやすい技です。
加えてドライブパリィでガードするたびにドライブゲージが回復するため、多段技を全て防ぎ切れば消費量以上にゲージを回復できます。
ドライブゲージが少ない状況下の場合、バーンアウトのリスクが伴いますが、ドライブパリィで上手く受け流せば確実にゲージを回復し、バーンアウトのリスクを回避できます。
2-2. リスクが限りなく低い
ドライブパリィは1フレーム以内でのガード成功時の恩恵が強く、実践ではせいぜい数秒継続させる程度です。
そしてドライブパリィはドライブゲージを最低0.5本消費し、ドライブパリィ状態の継続時間に応じてドライブゲージがさらに減少します。
また、相手の技を防ぐたびにドライブゲージが回復し、1フレーム以内のガードが決まれば大幅な有利フレームを獲得できます。
つまり、ドライブゲージを気にせずに多用しやすく、投げ技やスペシャルアーツ以外をほぼ全て防ぎながら有利フレームが狙えるということです。
フレームタイミングがズレやすい投げ技、ガードできないスペシャルアーツへの警戒は必要ですが、限りなく低いリスクで攻防を担ってくれる点は大きなメリットです。
2-3. ドライブインパクトにも対応できる
ドライブインパクトはドライブパリィ同様にドライブゲージを消費し、ヒットさせればダウンが奪える強力なドライブ技です。
ドライブインパクトはゲージ消費こそ1本と多めですが、通常技への耐性も持ち合わせているため、対処できる手段は限られてきます。
限られた手段の1つがドライブパリィであり、ドライブパリィであればドライブインパクトも受け流すことが可能です。
ドライブインパクトに対してはドライブインパクトで返すのがマストですが、ドライブゲージを1本消費するため、状況次第ではバーンアウトのリスクが伴います。
ですが、ドライブパリィは最低0.5本と消費量が少ないため、ゲージが枯渇している状況下でのドライブインパクト対処でポテンシャルを発揮してくれます。
3. ドライブパリィのデメリット

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/column/detail/effects003
ドライブパリィはゲージ消費が少ないだけでなく、上手くガードすればドライブゲージを回復し、ゲージ消費無しで使用できる強力な防御技です。
限りなくリスクが低くて多用しやすいと思う方も多いでしょう。
その認識は間違いではありませんが、ドライブパリィにも少なからずデメリットは存在しており、メリットを引き出すにはデメリットをしっかり理解する必要があります。
そこでここでは、ドライブパリィを使用時のデメリットを解説します。
3-1. 投げ技に弱い

https://kamigame.jp/streetfighter6/page/265445436234426966.html
ドライブパリィは打撃技をガードするたびにゲージを回復でき、1フレーム以内であれば確実に有利フレームを獲得できる技です。
ただし、ガードできるのは打撃技のみで投げ技に対する耐性は無く、投げ技圏内での多用は大きなリスクが伴います。
ゲージ消費量が最低0.5本と少ないとはいえ、投げ技で返されると消費ゲージに見合ったリターンを得ることはできません。
また、ドライブパリィ中に投げ技を受けた場合、パニッシュカウンター判定となるため、通常よりも1.7倍高いダメージを受ける点にも注意。
画面中央寄りの近距離戦ならドライブパリィは刺さりやすいですが、投げ技が強い画面端ではドライブパリィを多用しないのがベストです。
3-2. ガード時の硬直が通常ガードと同じ
ドライブパリィは1フレーム以内のガードで有利フレームを奪えるだけでなく、打撃技をガードするたびにゲージを回復できる点も優秀です。
しかし、ガード時に発生する硬直は通常ガードと同じであり、ドライブパリィだからといって素早く動けるわけではありません。
また、ガードに成功した際の硬直は通常ガードと同じですが、ガードできなかった際の硬直時間は通常ガードよりも長い点にも注意です。
タイミングが少しでもズレて間に合わなかった場合、通常時よりもカウンターが難しく、大ダメージのリスクが伴います。
フレームがシビアなジャストパリィを狙いすぎると間に合わないケースが多いため、リスクを下げるなら早めにドライブパリィを入力しておきましょう。
4. まとめ
ドライブパリィはゲージ消費が少なく、ドライブゲージの回復やカウンターが狙える強力な特殊技です。
投げ技に対する弱さといったデメリットはあるものの、ジャストパリィを決めれば大きなアドバンテージが狙えるので、積極的に活用していくのがベストです。